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ドライブ燃料費

往復300kmを燃費15km/L・ガソリン170円/Lで走ると、燃料費は3,400円です。距離・燃費・単価を入れ替えて、ドライブ1回あたりの燃料費と、高速料金や人数割りまで含めた実費の見当をつけられます。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

ドライブ燃料費ツール

計算式と前提

燃料費 = 走行距離 ÷ 燃費 × ガソリン単価

使用ガソリン量 = 走行距離 ÷ 燃費

既定値の走行距離300km・燃費15km/L・単価170円/Lなら、使うガソリンは300÷15=20L、これに170円を掛けて3,400円になります。距離は往復で入れるのが実務的で、片道150kmの目的地なら300と入力します。燃費の欄はカタログ値ではなく、給油量と走行距離から求めた実燃費(満タン法)を入れると誤差が小さくなります。高速料金・駐車場代・有料道路・フェリー代はこの式には含まれません。

燃料費の早見表

走行距離別(燃費15km/L・単価170円/L)

走行距離使用ガソリン燃料費
100km約6.7L1,133円
200km約13.3L2,267円
300km(既定値)20.0L3,400円
500km約33.3L5,667円
800km約53.3L9,067円
1,000km約66.7L11,333円

燃費別(往復300km・単価170円/L)

燃費あてはまる車の目安燃料費
10km/L大型SUV・大型ミニバン5,100円
12km/Lミニバン・ステーションワゴン4,250円
15km/L標準的なセダン・小型SUV3,400円
18km/Lコンパクトカー2,833円
22km/L軽自動車・小型ハイブリッド2,318円
30km/Lハイブリッド車1,700円

ドライブ燃料費の詳しい解説

燃料費は距離・燃費・単価という三つの数の掛け算で決まりますが、効き方は同じではありません。距離と単価は比例、燃費だけが反比例だからです。往復300km・単価170円のまま燃費だけを動かすと、10km/Lで5,100円、12km/Lで4,250円ですから、2km/Lの改善で850円下がります。ところが22km/Lから30km/Lへ8km/L改善しても2,318円が1,700円になるだけで、下がり幅は618円にとどまります。燃費の悪い車ほど1km/Lの改善が効き、すでに低燃費の車で数値を追っても回収は小さい、という構造になっています。

実務でいちばん判断が分かれるのは、燃費の欄に何を入れるかです。カタログのWLTCモード値をそのまま入れると実走行では届かないことがほとんどで、市街地中心なら7割前後、郊外や高速中心でも8〜9割に落ち着くのが一般的です。確実なのは満タン法で、給油量とトリップメーターの走行距離から自分の車の実燃費を割り出します。高速道路は速度が一定に保てるぶん市街地より良くなりますが、時速100kmを超えると空気抵抗が急に増えて悪化へ転じます。冬の暖機や渋滞、エアコンの使用は1〜2割の悪化要因になるので、夏用と冬用に二つの値を持っておくと見積もりが安定します。

見落とされやすいのは、この式に入っていない費用です。高速料金は区間によっては燃料費と同額以上になり、そこに目的地の駐車場代、有料道路、フェリー代が乗ることもあります。レンタカーなら車両代と補償料が主役になり、自家用車でも走った分だけタイヤと油脂類の寿命が減るという意味では実費が発生しています。ガソリンの単価も地域差が大きく、離島や山間部では数十円高いことがある一方、会員価格やプリペイド決済では店頭表示より数円安く入ることがあります。片道の距離のまま計算して実費が半分に見えている、という取り違えも珍しくありません。

条件による差も大きく出ます。軽自動車やコンパクトカーは実勢で20km/L前後、大型のミニバンやSUVは10km/L前後ですから、同じ300kmでも金額は2倍以上開きます。乗車人数と荷物も効き、100kgの積載増でおおむね数パーセント悪化します。ハイオク指定車はレギュラーより1リットルあたり10〜15円高いため、単価の欄を上げないと実費より安く出ます。電気自動車やプラグインハイブリッドは、この式ではなく電費(km/kWh)と電力量料金で見積もる別の考え方になります。鉄道や高速バスと比べるときは、燃料費に高速料金と駐車場代を足したうえで人数で割ると、判断を誤りにくくなります。

よくある間違い・注意点

  • 片道の距離を入力する — 帰りの分が抜けて実費が半分に見えます。片道150kmの日帰りなら300kmと入れます。
  • カタログ燃費をそのまま入れる — WLTCモード値は実走行では届かないことが多く、市街地中心なら7割前後で見ておくと現実に近づきます。
  • 燃料費だけで「車のほうが安い」と決める — 高速料金や駐車場代が燃料費と同額以上になる区間があります。合計してから人数で割って比べます。
  • ガソリン単価を全国平均で固定する — 地域差が大きく、離島や山間部では数十円高いことがあります。給油する予定の地域の実勢価格で入れます。
  • ハイオク指定車にレギュラーを入れて単価を下げる — ノッキングや出力低下の原因になり、燃費が落ちて結果的に高くつくことがあります。

参考資料

※ガソリン価格や高速料金は改定されます。金額は必ず給油・出発前に最新の情報でご確認ください。

よくある質問(FAQ)

高速道路を使うと燃料費は変わりますか?

速度が一定に保てるぶん市街地より燃費は良くなり、燃料費は下がる傾向です。ただし時速100kmを超えると空気抵抗が増えて悪化へ転じます。高速料金そのものはこの計算に含まれないため、別に見積もってください。

カタログ燃費と実燃費はどのくらい違いますか?

WLTCモード値に対して、市街地中心で7割前後、郊外・高速中心で8〜9割が目安です。給油量と走行距離から求める満タン法で自分の車の実燃費を出し、その値を入れると誤差が小さくなります。

電気自動車の場合はいくらになりますか?

ガソリンではなく電費(km/kWh)と電力量料金で計算します。1kmあたりの費用はガソリン車の3分の1〜2分の1が目安ですが、自宅の夜間電力で充電するか外部の急速充電を使うかで大きく変わります。

同乗者とのガソリン代の分担はどう決めますか?

燃料費と高速料金を合計してから人数で割る方法が、いちばん揉めにくい配分です。運転や車両の負担を考えて、運転者の取り分を1人分より少なくする決め方もあります。

エアコンを使うと燃費はどれくらい落ちますか?

夏の冷房で1割前後、冬は暖機運転と合わせて2割近く悪化することがあります。短い距離の走り出しを繰り返す使い方では、影響はさらに大きくなります。

レンタカーの燃料費はどう見積もればよいですか?

満タン返却が原則なので、走行距離とその車種の実燃費で計算します。営業所が指定する給油所は相場より高いことがあるため、単価は少し高めに置くと実費との差が出にくくなります。

新幹線や高速バスと比べるにはどうすればよいですか?

燃料費に高速料金と駐車場代を足し、人数で割ってから比べます。片道300km前後では、1〜2人なら鉄道、3人以上なら車が有利になりやすい水準です。