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IFERROR関数の使い方(エラーを消す)

対応: Excel 2007以降・Google スプレッドシート

IFERROR は式がエラーになったときに、代わりの値を返す関数です。#N/A や #DIV/0! を「空欄」や「該当なし」に置き換えられます。

構文

=IFERROR(試す式, エラーだったときに返す値)

基本の例

VLOOKUPの#N/Aを「該当なし」にする:
=IFERROR(VLOOKUP(E2, A2:C100, 3, FALSE), "該当なし")

割り算の#DIV/0!を空欄にする:
=IFERROR(A2/B2, "")

IFERRORが拾うエラー

エラー主な原因
#N/A検索で見つからない(VLOOKUP・MATCHなど)
#DIV/0!0や空白で割った
#VALUE!数値が必要な場所に文字列
#REF!参照先のセル・列が削除された
#NAME?関数名の打ち間違い・非対応バージョン
#NUM!数値が大きすぎる・計算が収束しない

IFNAとの違い(使い分け)

IFERRORは全部のエラーを隠します。#REF!(参照が壊れた)や #NAME?(打ち間違い)という「直すべき事故」まで「該当なし」に見えてしまう。検索の失敗だけを拾いたいならIFNA(#N/Aだけを拾う。Excel 2013以降)のほうが安全です。
#N/Aだけ置き換え、他のエラーは見えるままにする:
=IFNA(VLOOKUP(E2, A2:C100, 3, FALSE), "該当なし")

やってはいけない使い方

アンチパターンなぜ悪い
集計列を全部IFERRORで包むデータの不備(文字列混入など)に気づけなくなる
IFERROR(式, 0) を安易に使う0は「値がある」扱いで合計・平均に混ざる。空文字 "" のほうが安全なことが多い

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