NO.88 / アパート経営

アパート3棟経営55歳・家賃年1,800万・本業と副業2,580万の現在地

大手メーカー45歳部長時代に不動産投資開始、10年で3棟所有・八幡達夫さん。家賃年1,800万、管理費・返済後のCF年400万、本業年収780万+副業ニアリー。60歳定年後も家賃で生活可能に。
八幡 達夫※仮名
55歳 / 男性 / 既婚・子独立 / 大手メーカー部長+アパート大家 / さいたま市
RENT
1,800
家賃年商
CF
400
年間CF
BUILDINGS
3
24室
LOAN
1.8
残債

月次キャッシュフロー

概算・単位:円
本人 メーカー部長 手取り720,000
アパート3棟 純CF(月)500,000
収入合計1,220,000
─ 自宅住宅ローン(さいたま戸建て)145,000
─ 食費(夫婦2人・子独立)65,000
─ 光熱通信22,000
─ 生命医療保険32,000
─ 車(高級1台)50,000
─ 交際・健康投資45,000
─ 旅行積立50,000
支出合計409,000
+ + つみたてNISA50,000
+ + iDeCo23,000
貯蓄・投資合計73,000
月収支差額+738,000

公開書類インデックス

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0歳〜65歳の年収カーブ

予測値
0 800万円 55歳・現在 0 55 65

よくある質問

全10問
Q1. 表面利回り10%の物件なら儲かりますか?
表面利回りは「年間家賃÷購入価格」で、実質利回りとは別物です。八幡さんの3棟平均は表面7.5%ですが、空室5%・管理費10%・固定資産税・修繕積立を引いた実質利回りは4.2%程度。地方築古の表面10%物件は、実質3%を切るケースが大半で、ローン金利2%とのイールドギャップは1%未満。キャッシュフローを決めるのは実質利回り×レバレッジであり、表面数字だけで判断すると空室発生時に一瞬で赤字化します。
Q2. 空室率はどこまで織り込むべきですか?
全国平均空室率(賃貸住宅市場景況感調査)は約18%ですが、立地で大きく変動します。東京23区単身向けは5〜8%、地方県庁所在地ファミリー向けは15〜20%、築古地方物件は25%超もざら。融資審査で銀行が使う基準は「空室率20%・金利3%・築30年想定」の厳しめ数字。自己分析では最低15%、築20年超なら20%を織り込んでCFを再計算し、ここで赤字にならない物件だけを買うのが王道です。
Q3. 修繕積立はどれくらい必要ですか?
木造アパート1棟あたり年間家賃収入の10〜15%が修繕積立の目安。八幡さんの3棟なら年180〜270万です。築15年で外壁塗装+屋上防水(1棟180万)、25年で給排水管交換(1棟300万)、30年で大規模リフォーム(1棟800万)が代表的な支出。新築で買うと10年目までは修繕ほぼゼロ、20年目から急増。築古購入なら購入翌年から修繕費が発生する前提で、物件価格の5〜10%を購入時リフォーム費として別枠確保が安全です。
Q4. 減価償却で所得税は本当に節税できますか?
できます。木造アパートは耐用年数22年、築22年超の中古なら簡便法で4年(22×0.2)償却が可能。1棟5,000万の建物部分(土地除く)を4年償却なら年1,250万の経費計上、家賃収入1,800万から全経費を引いて不動産所得が△500万なら本業給与と損益通算、本業年収780万(税率30%)×500万分で年150万の税還付が可能。ただし償却切れ後は不動産所得がプラスに転じて納税増、出口戦略(売却or法人化)を4年目以降に設計する必要があります。
Q5. アパートローンの金利上昇リスクは?
アパートローンは変動金利が主流で、日銀の政策金利上昇がダイレクトに響きます。八幡さんの残債1.8億・金利1.8%なら月返済87万ですが、金利が3%に上昇すると月104万・年+200万の返済増、CFは400万→200万に半減します。対策は①繰上返済で残債圧縮②固定金利への借換(フラット35は不動産賃貸NGのため地銀のアパートローン固定10年タイプ)③家賃値上げ(更新時に2〜5%)。残債5,000万以下・築浅なら日本政策金融公庫の低金利借換も選択肢です。
Q6. 出口戦略はいつ考え始めるべきですか?
購入時から考えるのが正解です。木造アパートは築25年で金融機関の評価が急落し、買い手の融資が組みづらくなり売却価格が下がります。八幡さんの場合、築20年の1棟目は残り5年で売却タイミング、残債2,800万に対し現在売却想定6,500万で売却益3,700万(譲渡税20%控除後2,960万)。これを2棟目の繰上げに回せば月CFが+8万増。「保有20年→売却→残棟完済」が伝統的な出口、最近はREIT上場で法人化して売却益非課税化する手法も増えています。
Q1. サラリーマン大家の最低自己資金は?
物件価格の10-20%+諸費用5-8%=合計15-30%。3,000万物件なら450-900万。
Q2. 1棟目はどこで買うべき?
通勤圏・自分が住みたい地域・理解できるエリアが鉄則。遠隔地はトラブル時の対応大変。
Q3. 表面利回り何%が目安?
都心新築6-8%、地方中古10-15%、築古高利回り15-25%。高すぎは何かリスクあり。
Q4. 融資は誰でも借りられる?
年収500万以上・勤続3年以上・信用情報良好が標準条件。公務員・大企業ほど有利。
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注記:本記事の人物・勤務先はすべてフィクションです。数値は厚労省・国税庁・総務省・住宅金融支援機構等の公的一次データに基づき編集部が算出した参考値です。