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水星逆行|現在日付から水星逆行期かを判定し影響を分析

入力した日付が水星の逆行期間にあたるかを判定します。2024〜2030年の逆行期間を日本時間で収録しており、期間中なら終了までの日数、期間外なら次回の逆行までの日数を表示します。既定値の2026年5月7日は逆行期間外です。

最終更新:2026-08-19/監修:計算ツールズ編集部

水星逆行 影響判定ツール

判定のしくみと前提

入力した日付が、収録している逆行期間(開始日〜終了日)に含まれるかを判定

年・月・日の3つを入れると、その日が水星の逆行期間に入っているかを表示します。期間中なら「水星逆行中」と該当期間、終了までの日数が出ます。期間外なら「通常運行」と次回の期間、そこまでの日数が出ます。既定値の2026年5月7日は逆行期間外で、次回は2026年6月30日からです。収録範囲は2024年から2030年で、それより後の日付は「収録範囲外」と表示します。日付は日本時間、逆行の開始と終了は地心視黄経の変化が0になる瞬間(留)を基準としています。境界日は時刻の扱いによって前後することがあります。

2024〜2030年の水星逆行 期間表(日本時間)

このツールが収録している期間です。日付は日本時間で、地心視黄経を基準に求めた留の日を採っています。国立天文台が公表している「留」は地心視赤経を基準にしているため、同じ現象でも最大1日ほど日付が違うことがあります。

1回目2回目3回目4回目
2024年4/2〜4/258/5〜8/2911/26〜12/16
2025年3/15〜4/77/18〜8/1111/10〜11/30
2026年2/26〜3/216/30〜7/2410/24〜11/14
2027年2/10〜3/36/11〜7/510/7〜10/28
2028年1/24〜2/145/21〜6/149/20〜10/11
2029年1/7〜1/285/2〜5/269/2〜9/2512/22〜2030/1/11
2030年4/13〜5/78/16〜9/812/6〜12/26

逆行の周期に関する数値

逆行が繰り返す間隔と長さは、水星と地球の公転から決まります。以下は天文学上の値です。

項目意味
水星の公転周期約87.97日水星が太陽を1周する時間です。
地球との会合周期約115.9日地球から見て水星が同じ位置関係に戻るまでの平均的な間隔です。
1年あたりの逆行回数3回(まれに4回)365日を会合周期で割るとおよそ3.15回になります。2024〜2030年では2029年だけが4回です。
1回の逆行の長さ約20〜24日この期間表での平均はおよそ22日です。

水星が逆行して見える理由と、日付が資料によって違う理由

水星が逆に動いて見えるのは、水星そのものが向きを変えるからではありません。水星は太陽に近く、公転の周期が約88日と地球より短いため、内側の軌道を回りながら地球を追い越していきます。追い越しの前後では、地球から見た水星の位置が、背景の星に対して一時的に西向きへ戻るように見えます。国立天文台の解説でも、逆行は地球と惑星の公転による見かけの運動として説明されています。向きが入れ替わる瞬間は「留」と呼ばれ、逆行期間はこの留から次の留までにあたります。

回数が年3回に落ち着くのは、地球との会合周期が約115.9日だからです。365日をこれで割るとおよそ3.15回になり、たいていの年は3回、周期の端がうまく重なる年だけ4回になります。この期間表では2029年が4回で、それ以外は3回です。1回の長さは20日から24日ほどで一定していません。会合の間隔そのものも108日から125日程度まで振れるため、「年3〜4回・各約3週間」という言い方は、平均としては合っていますが、個々の期間の予想には使えません。

日付が資料によって食い違うことがあるのは、留をどの座標で定義するかが分かれているためです。国立天文台は地心視赤経の変化が0になる瞬間を留としています。一方、占星術で使われる期間表は地心視黄経を基準にします。この違いだけで、同じ現象の日付が最大1日ずれます。さらに、留の時刻が日本時間の午前0時をまたぐ位置にあると、世界時で書かれた表をそのまま日本時間として読み替えたときにもう1日ずれます。このツールは黄経基準・日本時間で収録しているため、赤経基準の資料と1日違う年があります。

読み方で注意したいのは、逆行の期間が始まったからといって、その日から何かの現象が起きると天文学が述べているわけではない点です。逆行は視位置の変化であって、地球上の通信機器や交通に働きかける力ではありません。この期間を目安として使うこと自体は自由ですが、契約や医療、投資といった生活に影響する判断を、逆行かどうかだけで決めるのは避けてください。法律や税務、健康にかかわる判断は、それぞれの専門家にご相談ください。

実務的な使い方としては、期間の境目を「その前後1日は幅がある」と見ておくのが安全です。境界日にあたる予定を動かすかどうかで迷うくらいなら、期間の真ん中あたりを避けるほうが判断に迷いません。また、2030年12月26日より後は収録していないため、それ以降は最新の天文暦をご確認ください。国立天文台の暦計算室では、年を指定して惑星の留を出力できます。日付の裏取りが必要な場合は、そちらの値と突き合わせるのが確実です。

よくある間違い・注意点

  • 世界時の表をそのまま日本時間として読む — 海外の資料は世界時で書かれていることが多く、日本時間では1日後ろにずれる期間があります。このツールは日本時間で収録しています。
  • 赤経基準と黄経基準の日付を混ぜる — 国立天文台の「留」は地心視赤経、占星術の期間表は地心視黄経が基準です。同じ現象でも最大1日違います。どちらの基準かを確かめずに突き合わせると、食い違いを誤りだと判断してしまいます。
  • 「年3回・各3週間」を予定表の代わりにする — 実際の長さは20〜24日、間隔も108〜125日と振れます。平均値であって、個々の期間を当てるための数字ではありません。
  • 逆行を原因として扱う — 逆行は地球から見た位置の変化で、機器の故障や連絡の行き違いを起こす力ではありません。目安として使うのは自由ですが、原因の説明には使えません。
  • 重要な判断を期間だけで決める — 契約、医療、投資などの判断は、内容そのものを検討して決めてください。必要に応じて法律・税務・医療の専門家にご相談ください。

参考資料

よくある質問(FAQ)

水星逆行とは何ですか

地球から見て、水星が背景の星に対して一時的に逆向きへ動くように見える現象です。水星が向きを変えるわけではなく、内側の軌道を回る水星が地球を追い越すときに起きる見かけの運動です。向きが入れ替わる瞬間を留といいます。

2026年の水星逆行はいつですか

日本時間で2月26日〜3月21日、6月30日〜7月24日、10月24日〜11月14日の3回です。境界の日は基準の取り方や時刻の扱いで前後することがあるため、前後1日の幅を見ておいてください。

年に何回、どのくらいの長さ起きますか

地球との会合周期が約115.9日なので、たいていの年は3回です。365日を割るとおよそ3.15回になり、まれに4回になる年があります。2024〜2030年では2029年だけが4回です。1回の長さは20〜24日ほどで、平均は約22日です。

ほかの資料と日付が1日違うのはなぜですか

留をどの座標で定義するかが分かれているためです。国立天文台は地心視赤経、占星術で使われる期間表は地心視黄経を基準にしており、それだけで最大1日ずれます。加えて、世界時の表をそのまま日本時間として読むとさらに1日ずれます。

このツールはどの基準を使っていますか

地心視黄経を基準にした留の日を、日本時間で収録しています。国立天文台が公表している赤経基準の値とは1日違う期間があります。天文学的な日付を確かめたい場合は、暦計算室の天象で年を指定して出力してください。

逆行の期間に契約や引っ越しを避けるべきですか

天文学は、逆行が地球上の出来事に影響するとは述べていません。逆行は視位置の変化であって、力が働くわけではありません。目安として使うのは自由ですが、契約や医療、投資などの判断は内容そのもので決めてください。必要に応じて専門家にご相談ください。

2030年より後の日付は調べられますか

このツールは2030年12月26日までを収録しています。それより後の日付を入れると「収録範囲外」と表示されます。国立天文台の暦計算室では、年を指定して惑星の留を出力できますので、そちらでご確認ください。

終了までの日数はどのように数えていますか

入力した日付から、その逆行期間の終了日までの日数です。期間外の場合は、次回の逆行が始まる日までの日数を表示します。いずれも日付の差で数えており、時刻は考慮していません。

※本ツールは天体暦にもとづく日付の判定です。逆行が地上の出来事に影響することを示すものではありません。境界日は基準や時刻の扱いにより前後します。