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易経|生年月日と現在状況から64卦を判定

易経(I Ching)の64卦を判定する無料電卓。生年月日・状況から、現在の状況を表す卦を瞬時表示。

最終更新:2026-08-20/監修:計算ツールズ編集部

易経 64卦判定ツール

判定のしかたと前提

① 64卦の成り立ち

陰爻・陽爻の2種類 × 6本 = 2の6乗 = 64通り

② 本ツールの割り出し方

合計 = 生年 + 生月×100 + 生日 / 卦番号 = 合計 ÷ 64 の余り + 1

既定値の1990年1月1日なら、1990+100+1=2,091。2,091を64で割った余りは43で、これに1を足した44番、すなわち「44:姤(こう)」が表示されます。番号は通行本の並び(乾為天を1番、火水未済を64番とする序卦の順)に対応します。生年月日から卦を決めるのは本ツールの簡易な方法で、筮竹やコインで偶然に卦を立てる本来のやり方とは違います。同じ人が何度引いても結果は変わりません。

八卦の組み合わせと卦番号 早見表

上卦\下卦乾(天)兌(沢)離(火)震(雷)巽(風)坎(水)艮(山)坤(地)
乾(天)1 乾10 履13 同人25 無妄44 姤6 訟33 遁12 否
兌(沢)43 夬58 兌49 革17 随28 大過47 困31 咸45 萃
離(火)14 大有38 睽30 離21 噬嗑50 鼎64 未済56 旅35 晋
震(雷)34 大壮54 帰妹55 豊51 震32 恒40 解62 小過16 豫
巽(風)9 小畜61 中孚37 家人42 益57 巽59 渙53 漸20 観
坎(水)5 需60 節63 既済3 屯48 井29 坎39 蹇8 比
艮(山)26 大畜41 損22 賁27 頤18 蠱4 蒙52 艮23 剥
坤(地)11 泰19 臨36 明夷24 復46 升7 師15 謙2 坤

※上卦(外卦)と下卦(内卦)の8×8=64通りです。64マスすべて、計算機がその番号を出すときの表示(「番号:卦名」)と一致することを確認しています。

計算例

生年月日合計64で割った余り出力
1990年1月1日(既定値)2,0914344:姤
1990年1月2日2,0924445:萃
1990年5月15日2,505910:履
1985年12月31日3,2161617:随
2005年10月10日3,01578:比

※各行とも計算機に同じ生年月日を入れて出力を確認しています。

64卦の構造と、この判定の位置づけ

易の卦が64通りになるのは、陰と陽の2種類の爻を6本積み上げるからです。2の6乗で64。この6本は上下3本ずつに分けて読み、3本の組み合わせでできる8種類が八卦(乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤)です。八卦を上下に重ねると8×8で64になり、早見表はその対応を並べたものです。卦名の多くはこの構成を表しています。たとえば44番の姤は上が乾(天)、下が巽(風)なので「天風姤」と呼ばれます。上下の八卦を見れば、その卦がどんな状況の組み合わせを指しているかの見当が付きます。

通行本の並びには規則があります。1番と2番、3番と4番というように2つずつが対になっていて、多くの組は上下をひっくり返した形(綜卦)どうしです。ひっくり返しても形が変わらない卦は、陰陽をすべて入れ替えた形(錯卦)と組になります。乾と坤、頤と大過、坎と離、中孚と小過の4組がこれにあたります。単なる列挙ではなく、変化の連なりとして並べられているのが易の並び方の特徴です。

本来の立て方との違いは押さえておく必要があります。伝統的には筮竹を操る方法や、三枚の硬貨を6回投げる方法で、そのつど偶然に卦を得ます。しかも得た卦のうち特定の爻が「動く」と考え、動いた爻を反転させた別の卦(之卦)まで読んで、現在から先の移り変わりを見ます。この計算機はそうした手順を持ちません。同じ生年月日ならいつ試しても同じ卦が出るので、問いごとに卦を立てる本来の使い方とは性質が異なります。占断ではなく、64卦に触れるきっかけとして使ってください。

見落とされやすいのは、易が固定した運勢を告げる書物ではないという点です。書名の「易」には変わるという意味が含まれ、各卦には状況の説明である卦辞と、6本の爻それぞれについての爻辞が付いています。同じ卦でも、どの爻の段階にいるかで読みは変わります。番号と卦名だけで吉凶を決めるのは、本文を読まずに目次で結論を出すようなものです。関心が続くなら原典やその訳注に当たってください。

もうひとつ、占いをきっかけとした勧誘には注意が必要です。消費者契約法第4条第3項第8号は、霊感その他の合理的に実証することが困難な特別な能力による知見として、重大な不利益を回避するには契約が必要不可欠だと告げて不安をあおる勧誘を、取消しの対象としています。この類型の取消権は、追認できるときから3年、契約から10年まで行使できます(同法第7条第1項)。高額な鑑定や品物をすすめられて迷ったときは、消費者ホットライン188で最寄りの消費生活相談窓口につながります。

よくある間違い・注意点

  • 本格的な占断だと考える — 本来は筮竹や硬貨でそのつど卦を立て、動爻と之卦まで読みます。この計算機は生年月日から番号を割り出すだけの簡易版です。
  • 番号と卦名だけで吉凶を決める — 各卦には卦辞と6本の爻辞があり、どの段階にいるかで読みが変わります。名前だけを見て結論を出すのは早すぎます。
  • 引き直せば結果が変わると思う — 生年月日が同じなら何度試しても同じ卦です。日替わりの運勢を見る道具ではありません。
  • 重大な意思決定の根拠にする — 進学・転職・投資・治療方針などは事実と条件で判断してください。医療は医師に、契約や法律に関わる判断は専門家にご確認ください。
  • 不安をあおる勧誘に応じる — 霊感等による知見として不安をあおる勧誘での契約は、消費者契約法により取り消せる場合があります。迷ったら消費者ホットライン188へ。

参考資料・関連情報

※本ツールは娯楽目的の簡易判定です。医療上の判断は医師に、契約・法律に関わる判断は専門家にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

易経とはどんな書物ですか?

古代中国に成立した書物で、陰陽の爻を6本重ねた64の卦と、それぞれに付された卦辞・爻辞から成ります。儒家の経書のひとつとして伝えられ、占いの書であると同時に、変化のありようを論じた思想書としても読まれてきました。

なぜ64通りなのですか?

陰と陽の2種類の爻を6本積み上げるからです。2の6乗で64通りになります。6本を上下3本ずつに分けると八卦(3本で8種類)になり、これを上下に重ねて8×8=64と数えることもできます。早見表はこの対応を並べたものです。

本来はどうやって卦を立てるのですか?

筮竹を操る方法や、三枚の硬貨を6回投げる方法で、そのつど偶然に卦を得ます。さらに「動く爻」を反転させた別の卦(之卦)まで読み、現在から先の移り変わりを見ます。この計算機はそこまでは行いません。

この計算機はどう判定していますか?

生年+生月×100+生日を合計し、64で割った余りに1を足して卦番号にしています。既定値の1990年1月1日なら合計2,091、余り43で44番の姤です。同じ生年月日なら何度試しても同じ卦になります。

卦名の「天風姤」のような呼び方は何ですか?

上卦と下卦にあたる八卦の象を並べた呼び名です。姤は上が乾(天)、下が巽(風)なので天風姤となります。呼び名を見れば構成が分かるようになっており、早見表の行と列がそのまま対応します。

結果の卦の意味はどこで読めますか?

各卦には卦辞と、6本の爻それぞれの爻辞があります。番号と卦名だけでは意味は取れません。原典やその訳注に当たるのが確実で、国立国会図書館デジタルコレクションでは近代に刊行された易学書を読むことができます。

鑑定料を請求されたのですが。

霊感その他の合理的に実証することが困難な特別な能力による知見として、不安をあおって契約が必要不可欠だと告げる勧誘は、消費者契約法第4条第3項第8号により取り消せる場合があります。この類型の取消権は追認できるときから3年、契約から10年です(同法第7条第1項)。まずは消費者ホットライン188にご相談ください。