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干支 計算ツール|生年から十二支・十干・60干支・年男年女・厄年・長寿祝い・相性を同時判定

干支の起源は紀元前1300年代の中国殷代・甲骨文字にまで遡り、暦・方位・時刻・占いに広く用いられてきた東洋思想の核です。日本には6世紀に百済経由で伝来し、飛鳥時代の律令制で正式採用、以来1400年以上にわたり年賀状・厄除け・還暦祝いなど生活に溶け込んでいます。本ツールは生年から十二支(子〜亥)・十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)・60干支(甲子〜癸亥)を即時判定し、性格・相性の良い干支・悪い干支、次の年男年女厄年(前厄・本厄・後厄)還暦(60)・古希(70)・喜寿(77)・傘寿(80)・米寿(88)・卒寿(90)・白寿(99)などの長寿祝いまで同時表示。三合・六合・三刑六害の伝統的相性理論、年賀状のマナー、方位・時刻の干支対応まで、東洋暦学と占術文献に基づき徹底解説します。

最終更新:2026-07-28/監修:計算ツールズ編集部

干支・十干・60干支 計算機

干支の歴史と起源

干支(えと・かんし)の起源は紀元前1300年代の中国殷代の甲骨文字まで遡ります。当初は日を数える「日干支」として使われ、周代までに年・月・日・時の四柱すべてに適用されるようになりました。十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)の組合せで60通り(甲子・乙丑・…・癸亥)となり、これが六十干支(60干支)です。

日本には6世紀(推古朝)に百済経由で伝来し、飛鳥時代の律令制で正式採用。以降1400年以上にわたり、年号・年賀状・厄除け・還暦祝い・方位・時刻表示など生活文化に深く根付いています。「甲子(きのえね)」は60干支の1番目で、1924年(大正13年)に阪神電鉄が「甲子園球場」を建設した由来にもなっています。

現代では十二支のみが日常的に使われますが、正式な暦や神社・仏閣の記念日、還暦祝いでは60干支が現役です。「還暦」とは自分の生まれた干支に還る60歳目のことで、日本では「赤いちゃんちゃんこ」を贈る習慣が江戸時代から続いています。

十干十二支・60干支の計算方法

十二支の計算

十二支 = (西暦年 − 4) mod 12

結果 0=子、1=丑、2=寅、3=卯、4=辰、5=巳、6=午、7=未、8=申、9=酉、10=戌、11=亥。
例:1990年 → (1990-4) mod 12 = 1986 mod 12 = 6 → 午(うま)年。

十干の計算

十干 = (西暦年 − 4) mod 10

結果 0=甲、1=乙、2=丙、3=丁、4=戊、5=己、6=庚、7=辛、8=壬、9=癸。
例:1990年 → (1990-4) mod 10 = 1986 mod 10 = 6 → 庚(かのえ)。

60干支の組合せ

十干と十二支を組み合わせて「庚午(かのえうま)」のように呼びます。10と12の最小公倍数が60なので、60通りの組合せが60年で一巡します。これが還暦の由来。

例:1990年 → 庚午(かのえうま)。
甲子(きのえね, 1924年生)、乙丑(きのとうし, 1925年生)、…、癸亥(みずのとい, 1983年生)、そして甲子(1984年生)と循環します。

十二支と性格キーワード

干支読み性格キーワード五行
子(🐭ねずみ)真面目・勤勉・繊細・機転
丑(🐮うし)うし忍耐強い・誠実・努力家・地道
寅(🐯とら)とら勇敢・行動力・リーダー・情熱
卯(🐰うさぎ)穏やか・社交的・幸運・平和主義
辰(🐲たつ)たつカリスマ・情熱・天才肌・独創的
巳(🐍へび)知性・神秘・冷静・執着心
午(🐴うま)うま明朗・活発・自由・スピーディー
未(🐑ひつじ)ひつじ優しい・芸術的・温和・平和主義
申(🐵さる)さる器用・機転・好奇心・社交的
酉(🐔とり)とり几帳面・正義感・社交的・完璧主義
戌(🐶いぬ)いぬ忠実・正直・誠実・仲間思い
亥(🐗いのしし)勇猛・直進・情熱・一途

十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)

十干は五行(木火土金水)に陰陽を組み合わせた10種類。「兄(え)」が陽、「弟(と)」が陰の意味です。

十干読み陰陽五行意味
きのえ大樹・始まり・突破
きのと草花・柔軟・成長
ひのえ太陽・明朗・情熱
ひのと灯火・繊細・優雅
つちのえ山岳・堅実・重厚
つちのと田畑・順応・穏やか
かのえ刀剣・強靭・改革
かのと宝石・繊細・研鑽
みずのえ大河・広大・柔軟
みずのと雨・清涼・沈着

還暦と60干支の周期

還暦は「暦が還る」という意味で、自分の生まれた干支に戻る60歳(数え年61歳)を祝う日本古来の風習です。江戸時代に定着し、赤いちゃんちゃんこ・赤い頭巾を贈る習慣は「魔除けの赤」と「赤子に戻って再スタート」の願いが込められています。

60干支の代表年

60干支読み代表的な生年
甲子きのえね1924, 1984, 2044
乙丑きのとうし1925, 1985, 2045
丙寅ひのえとら1926, 1986, 2046
丙午ひのえうま1906, 1966, 2026(俗に迷信あり)
庚午かのえうま1930, 1990, 2050
壬申みずのえさる1932, 1992, 2052(日本最古の乱名)
甲午きのえうま1954, 2014, 2074
癸亥みずのとい1923, 1983, 2043

2026年は丙午(ひのえうま)で、俗信では「丙午年生まれの女性は気性が強い」という迷信があり、明治以降の1966年(丙午)は出生数が前年より25%減少するという社会現象が起きました。現代では科学的根拠のない迷信として扱われますが、暦学史の話題として語り継がれています。

三合・六合・三刑六害の相性理論

十二支の相性は伝統的に三合(さんごう)・六合(りくごう)で親和、三刑(さんけい)・六害(りくがい)・冲(ちゅう)で対立と考えます。

三合(親和・大吉)

4つ間隔で3つ組み合わせて調和。
申・子・辰(水局)
寅・午・戌(火局)
亥・卯・未(木局)
巳・酉・丑(金局)。
三合関係の干支は「大吉のパートナー」で恋愛・仕事・友情すべてに親和性が高いとされます。

六合(協調・吉)

隣接する干支の相性ペア。
子+丑、寅+亥、卯+戌、辰+酉、巳+申、午+未。
お互いを補完し、日常的な相性が良好とされる組合せです。

冲(正反対・要注意)

180度対向の干支。子↔午、丑↔未、寅↔申、卯↔酉、辰↔戌、巳↔亥。
お互いに反発しやすく、深い理解が必要な関係。「お互いを刺激し合う」ポジティブな解釈もある。

三刑・六害(対立・要調整)

三刑:寅・巳・申、丑・戌・未、子・卯、辰・辰・午・午・酉・酉・亥・亥。
六害:子↔未、丑↔午、寅↔巳、卯↔辰、申↔亥、酉↔戌。
争いやすい組合せとされますが、お互いの違いを尊重すれば克服可能です。

厄年(前厄・本厄・後厄)

厄年は日本古来の民俗信仰で、人生の節目に災厄が起こりやすいとされる年齢。厄除け祈願は多くの神社で行われています。

男性の厄年(数え年)

年齢種類
24歳前厄
25歳本厄
26歳後厄
41歳前厄
42歳本厄(大厄)
43歳後厄
60歳還暦厄
61歳本厄
62歳後厄

女性の厄年(数え年)

年齢種類
18歳前厄
19歳本厄
20歳後厄
32歳前厄
33歳本厄(大厄)
34歳後厄
36歳前厄
37歳本厄
38歳後厄

特に男性42歳・女性33歳は「大厄(たいやく)」とされ、厄除け祈願が最も盛んに行われます。厄年は数え年で数えるのが伝統ですが、神社によっては満年齢で数える所もあります。詳細は厄年計算ツールを参照してください。

長寿祝い(還暦〜白寿)早見

日本の長寿祝いは中国伝来の風習と日本独自の解釈が組み合わさり、年齢ごとに贈るテーマカラーと意味があります。

祝い年齢(数え)由来・テーマカラー
還暦(かんれき)61歳60干支の一巡・赤いちゃんちゃんこ
緑寿(ろくじゅ)66歳2002年制定・緑色
古希(こき)70歳杜甫の詩「人生七十古来稀」・紫
喜寿(きじゅ)77歳「喜」の草書が七十七に似る・紫
傘寿(さんじゅ)80歳「傘」の略字が八十に似る・金茶
米寿(べいじゅ)88歳「米」を分解すると八十八・金茶
卒寿(そつじゅ)90歳「卒」の略字「卆」が九十に似る・白
白寿(はくじゅ)99歳「百」から「一」を引くと白・白
紀寿(きじゅ)・百寿100歳1世紀・百年・桃色・白
茶寿(ちゃじゅ)108歳「茶」の草冠が「十十」・下部「八十八」で108
皇寿(こうじゅ)111歳「皇」を分解すると白(99)+一(1)+十(10)+一(1)

還暦は数え年61歳(満60歳)、それ以降は数え年で祝うのが正式ですが、近年は満年齢で祝うケースも増えています。長寿祝いツールで詳しい計算ができます。

方位と時刻の干支対応

干支は年だけでなく、方位・時刻・月・日にも割り当てられてきました。

方位の干支(十二支方位盤)

子=北、丑=北北東、寅=東北東、卯=東、辰=東南東、巳=南南東、午=南、未=南南西、申=西南西、酉=西、戌=西北西、亥=北北西。
鬼門(北東)は丑寅の方角、裏鬼門(南西)は未申の方角として陰陽道で忌み嫌われてきました。

時刻の干支(十二時辰)

子の刻=23-1時、丑の刻=1-3時、寅の刻=3-5時、卯の刻=5-7時、辰の刻=7-9時、巳の刻=9-11時、午の刻=11-13時(正午の由来)、未の刻=13-15時、申の刻=15-17時(おやつの由来)、酉の刻=17-19時、戌の刻=19-21時、亥の刻=21-23時。
「うしみつどき(丑三つ時)」は午前2時-2時半で「幽霊が出る時間」とされました。

よくある間違い・注意点

  • 旧暦と新暦を混同 — 干支は立春(節分翌日、2月4日頃)で切り替わる節切り(せつぎり)を採用する流派と、元日(1月1日)で切り替わる新暦流派があります。1月生まれで2月4日以前の場合、前年の干支になることに注意。
  • 年賀状の干支を書き間違え — 2026年は丙午(ひのえうま)、2027年は丁未(ひのとひつじ)、2028年は戊申(つちのえさる)。年賀状の干支はその年の干支を書きます(自分の生まれ年ではない)。
  • 「干支=十二支」と誤解 — 干支は正しくは「十干十二支」で60干支を指します。日常会話で「今年の干支」と言うと十二支のみを指すことが多いですが、正式な暦や還暦祝いでは60干支が使われます。
  • 還暦を満60歳の誕生日で祝う — 還暦は本来「数え年61歳」で、満60歳の誕生日を迎える年に祝います。「還暦=60歳の誕生日」と誤解されがちですが、正しくは「60干支が一巡して同じ干支に還る年」です。
  • 厄年を満年齢で数える — 厄年は数え年で数えるのが伝統。数え年は「生まれた瞬間を1歳、正月ごとに1歳加算」する数え方。厄除け祈願の神社によっては満年齢で数える所もあるため、事前確認を。
  • 丙午の迷信を信じる — 1966年(丙午)の出生数減少現象など、丙午年生まれの女性への俗信は科学的根拠なし。1906年・1966年生まれの多くの女性が幸せな人生を送っており、迷信として過去のものと理解しましょう。
  • 相性を絶対視する — 干支の相性は「傾向」であり「絶対」ではありません。冲や六害の関係でも、お互いの違いを尊重すれば良好な関係を築けます。

参考文献・公的資料

干支・十干十二支・暦学に関する正確な情報は、以下の公的機関・学術団体の資料が参考になります。

占いご利用上の注意

※本ページの干支・相性・厄年判定は、東洋の伝統的暦学と民俗信仰に基づく娯楽・自己内省・話題づくりのためのものです。干支による人生の予測、成功保証、運勢の断定は科学的に証明されていません。医療・法律・金融・重大な進路選択など、人生の重要な決断は必ず専門家(医師・弁護士・ファイナンシャルプランナー等)にご相談ください。厄年の高額な厄除け商品、開運グッズの押し売りにはご注意ください。神社・仏閣での正規の厄除け祈願は数千円から1万円程度が相場です。丙午年生まれの女性への俗信など、根拠のない迷信は差別につながる可能性があるためご注意ください。相性判定は「傾向」であり、実際の人間関係の質は当事者の努力と理解によって決まります。

よくある質問(FAQ)

1月生まれの干支はどうなる?

流派により異なります。節切り(立春基準)では2月4日頃までは前年の干支、新暦(元日基準)では1月1日から今年の干支。占い・易学では節切りが伝統的、年賀状・還暦祝いなど日常では新暦が使われます。

今年(2026年)の干支は?

丙午(ひのえうま)です。60干支では43番目。前回は1966年、次回は2086年。俗に「丙午の女性は気性が強い」という迷信がありましたが、現代では科学的根拠なしとして扱われています。

年男・年女って何?

その年の十二支と同じ干支の年生まれの人。1990年(午)生まれの人は、12年ごと(2002・2014・2026・2038・…)に年男・年女になります。幸運の年とも変化の年とも解釈され、厄除け祈願をする人も多いです。

還暦を数え年ではなく満60歳で祝ってもいい?

近年は満60歳の誕生日に祝うケースも増えており、家族・本人の意向を優先すれば問題ありません。伝統的には数え年61歳(満60歳を迎える年)の元旦からお祝いを始めるのが正式です。

相性の悪い干支の人とは結婚できない?

干支の相性は「傾向」であり「絶対」ではありません。冲(正反対)や六害の組合せでも、お互いの違いを理解し尊重すれば良好な関係を築けます。むしろ違う性質のパートナーが人生の視野を広げてくれる、というのが伝統的解釈です。

厄年は本当に災いが起きる?

統計的に厄年に災いが集中するデータはありません。心理的注意喚起のフレームとして活用するのが健全です。神社での厄除け祈願は初穂料5,000〜10,000円が相場で、「気持ちの節目」として多くの人が利用しています。

60干支と六十甲子は同じ?

同じです。「六十甲子(ろくじっかっし)」とも呼ばれ、甲子(きのえね)から始まって癸亥(みずのとい)で終わる60通りの組合せを指します。中国では現在も日常的に使われ、日本では暦学・還暦祝いで現役です。

丙午(ひのえうま)年生まれの女性の迷信は本当?

科学的根拠は一切ありません。江戸時代の八百屋お七(丙午年生まれ)が放火した伝説から広まった俗信で、1966年(丙午)の出生数減少は社会現象として知られますが、丙午年生まれの女性の人生と関係ないことは統計的に明らかです。

「うしみつどき」って何時?

丑の刻(1-3時)を4等分した3番目、午前2時-2時半です。「草木も眠る丑三つ時」と言われ、幽霊・妖怪が出る時間帯として怪談で語られます。人体のバイオリズム上、最も体温・血圧が下がる時間帯で「魔が差す」と言われる由来にもなっています。

還暦の赤いちゃんちゃんこ以外の贈り物は?

赤いちゃんちゃんこ・赤い頭巾(伝統)、赤いバラの花束、赤ワイン、旅行チケット、還暦記念フォト、名入れのお酒、還暦バッジ、健康グッズなど多様。赤色は魔除けと再誕生の象徴です。

三合の関係の人とは何でも上手くいく?

三合は「調和しやすい」傾向を示しますが、絶対的な保証ではありません。実際の人間関係は、お互いの価値観・行動・コミュニケーション努力で決まります。相性理論は自己内省と話題づくりのフレームとして活用しましょう。

2027年・2028年の干支は?

2027年は丁未(ひのとひつじ)、2028年は戊申(つちのえさる)、2029年は己酉(つちのととり)、2030年は庚戌(かのえいぬ)です。年賀状の干支はその年の干支を書きます。