VLAN割当 計算ツール
VLAN割当の詳しい解説
複数拠点のネットワークでVLANを設計する際は、拠点数×拠点あたりのVLAN数で総数を見積もり、そこに予備を加えます。10拠点で各5VLANなら50、3割の予備を加えて65という計算です。VLAN IDは1〜4094が利用可能ですが、実務上は体系立てた採番規則を決めることが重要になります。典型的な設計は、上位2桁を拠点番号、下位2桁を用途(10=業務、20=音声、30=無線、40=管理、99=隔離)に割り当てる方式です。これにより、VLAN IDを見ただけでどの拠点のどの用途か判別でき、運用が容易になります。予備を確保する理由は、新しい用途(IoT機器、ゲスト用無線、セキュリティカメラ)の追加が後から必ず発生するためです。設計時に詰めて採番すると、追加のたびに体系が崩れます。またVLAN間の通信制御はL3スイッチやファイアウォールで行うため、VLANを分けただけではセキュリティ境界にならない点も設計上の重要な理解です。
このツールの使い方
拠点数と1拠点あたりのVLAN数を入力すると、必要な総VLAN数と、3割の予備を含めた数が表示されます。VLAN IDは1〜4094まで使用できるため、数自体が制約になることは稀です。採番規則を体系立てて設計することのほうが実務上は重要になります。
よくある間違い・注意点
- 採番規則を決めずに割り当てる — 拠点や用途との対応が分からなくなります。上位桁を拠点、下位桁を用途とする規則が有効です。
- VLAN分割だけでセキュリティを担保する — VLAN間の通信制御はL3機器で別途設定が必要です。分けるだけでは遮断されません。
よくある質問(FAQ)
VLAN IDの範囲は?
1〜4094です。1はデフォルトVLANで、1002〜1005は予約されている機器があります。
VLAN 1を使うべきですか?
推奨されません。デフォルトVLANは管理用トラフィックが流れるため、業務用途とは分けるのが定石です。
拠点間でVLAN IDを揃えるべきですか?
用途の下位桁を揃えると運用が容易になります。拠点をまたぐL2延伸は障害の影響範囲が広がるため慎重に判断してください。
※本ツールの計算結果は概算です。税務・医療・法律にかかわる判断は、税理士・医師・弁護士など専門家にご相談ください。