VPN帯域 計算ツール
VPN帯域の詳しい解説
VPN経由の通信では、暗号化と復号の処理によりスループットが低下します。AES-128でおおむね10%、AES-256で15%程度のオーバーヘッドが目安です。50人が1人5Mbpsを使う場合、単純計算の250Mbpsに対して、AES-256では約294Mbpsの実効帯域が必要になる計算です。ただし実際のボトルネックは帯域よりVPN装置の処理能力であることが多く、機器のカタログに記載されたVPNスループット(暗号化処理を含む実効値)を確認する必要があります。安価なルーターでは、回線が1Gbpsでも VPNスループットが100Mbps程度にとどまることがあります。近年はAES-NIのようなハードウェア暗号化支援機能を持つCPUが一般的になり、処理負荷は大きく下がっています。プロトコルによる差もあり、WireGuardはIPsecやOpenVPNより軽量で高速とされます。またリモートワークの普及で同時接続数が増えた環境では、ライセンス数の上限も確認すべき項目になります。
このツールの使い方
同時接続ユーザー数、1人あたりの利用帯域、暗号化方式を選ぶと、暗号化オーバーヘッドを含めた必要実効帯域が表示されます。VPN機器を選定する際は、この値をカタログのVPNスループットが上回っているかを確認してください。
よくある間違い・注意点
- 回線速度だけで判断する — VPN装置の処理能力がボトルネックになります。カタログのVPNスループット値を確認してください。
- 同時接続ライセンス数を確認しない — 機器によっては同時接続数に上限やライセンス制限があります。増員時に足りなくなる可能性があります。
よくある質問(FAQ)
AES-128と256どちらを使うべきですか?
現在はAES-128でも十分な強度とされます。処理負荷を抑えたい場合は128を選ぶ判断もあります。
WireGuardは速いですか?
IPsecやOpenVPNより軽量な設計で、一般に高速とされます。対応機器が増えています。
スプリットトンネルとは?
社内向け通信だけVPNを通し、インターネット向けは直接出す方式です。VPN装置の負荷を大きく減らせます。
※本ツールの計算結果は概算です。税務・医療・法律にかかわる判断は、税理士・医師・弁護士など専門家にご相談ください。