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定期預金 金利計算シミュレーション|満期受取額・利息・税引後を即算出

100万円を年1.0%で5年(半年複利)預けると、利息は51,140円、源泉徴収税が10,389円、手取りの利息は40,751円です。定期預金の利息には所得税・復興特別所得税15.315%と住民税5%の合計20.315%が源泉分離課税で差し引かれるため、税引前の利息をそのまま受け取れるわけではありません。元本・年利・預入年数・単利/半年複利を入れると、満期受取額と税額、手取りの利息までまとめて出ます。金利は超低金利期の水準から動いていますので、古い解説の数字ではなく現在の店頭金利で試算してください。

最終更新:2026年8月20日/監修:計算ツールズ編集部

定期預金 金利計算ツール

計算式

満期受取額(単利)= 元本 ×(1 + 年利 × 年数)

満期受取額(半年複利)= 元本 ×(1 + 年利 ÷ 2)年数×2

源泉徴収税 = 利息 × 20.315%

税引後の受取額 = 元本 + 利息 −(利息 × 20.315%)

20.315%の内訳は所得税15% + 復興特別所得税0.315%(所得税額の2.1%)+ 住民税5%です。預貯金の利子は源泉分離課税で、支払時に差し引かれて課税関係が完結するため、原則として確定申告は不要です(出典:国税庁 タックスアンサー No.1310 利子所得の課税方法)。

本ツールは上の理論式で計算します。実際の銀行の利息計算は付利単位・日割り計算・1円未満切り捨てで行われ、半年複利型は半年ごとに利息を元本へ組み入れる方式のため、金額が数円〜数十円ずれることがあります。契約時の正確な金額は各金融機関の試算をご確認ください。

2026年8月20日現在の店頭金利(三井住友銀行)

定期預金の金利は各金融機関が市場金利の動向に応じて決めるため、解説記事の数字はすぐ古くなります。試算する前に、預ける銀行の現在の店頭表示金利を確認してください。参考として、2026年8月20日現在の三井住友銀行の公表値は次のとおりです。

預入期間スーパー定期
300万円未満
スーパー定期300
300万円以上
大口定期
1,000万円以上
1ヵ月0.500%0.500%0.500%
3ヵ月0.500%0.500%0.500%
6ヵ月0.500%0.500%0.500%
1年0.500%0.500%0.500%
2年0.650%0.650%0.650%
3年0.800%0.800%0.800%
4年0.900%0.900%0.900%
5年1.000%1.000%1.000%
7年1.100%1.100%1.100%
10年1.250%1.250%1.250%
普通預金(標準金利)0.400%

出典:三井住友銀行「円預金金利」(2026年8月20日現在)。金利は各行が毎日決定して店頭に表示するもので、他行やネット銀行・キャンペーン金利はこれと異なります。預入時の利率は満期日まで変わらない固定金利です。スーパー定期は預入期間1ヵ月〜10年、預入金額は1円以上300万円未満(300万円以上はスーパー定期300)、複利型を利用できるのは個人のみ(出典:三井住友銀行「スーパー定期」商品詳細)。

税引後利息の早見表(元本100万円・半年複利)

入力せずにそのまま読める早見表です。金額はすべて20.315%の源泉徴収を引いたあとの手取り利息で、上の計算式で算出しています。

年利1年3年5年10年
0.10%797円2,394円3,993円8,007円
0.30%2,392円7,199円12,034円24,249円
0.50%3,989円12,028円20,147円40,804円
0.70%5,588円16,881円28,333円57,674円
1.00%7,988円24,207円40,751円83,586円
1.25%9,992円30,353円51,227円105,748円

元本別の税引後利息(年1.0%・半年複利)

預入元本1年3年5年10年
100,000円798円2,421円4,075円8,359円
500,000円3,994円12,103円20,375円41,793円
1,000,000円7,988円24,207円40,751円83,586円
3,000,000円23,965円72,619円122,253円250,758円
5,000,000円39,942円121,032円203,755円417,930円
10,000,000円79,884円242,063円407,510円835,861円

単利と半年複利でどれだけ差がつくか(100万円・年1.0%)

期間単利の税引後利息半年複利の税引後利息
1年7,968円7,988円+20円
3年23,906円24,207円+301円
5年39,842円40,751円+909円
10年79,685円83,586円+3,901円

複利の効果は期間が短いうちはほとんど出ません。1年ものでは100万円あたり20円の差にしかならず、複利型かどうかよりそもそもの利率のほうが影響が大きいことがわかります。上の早見表で年0.50%と0.70%の5年を比べると税引後で8,186円の差があり、利率0.1%あたりおよそ4,100円。半年複利にすることで得られる909円の4倍以上です。

定期預金 金利計算の詳しい解説

金利の表示は「年利」で、期間分を単純に掛けるものではない

店頭に「3ヵ月 0.500%」と書かれていても、3ヵ月で0.5%増えるという意味ではありません。年換算した利率なので、100万円を3ヵ月預けたときの利息は 1,000,000 × 0.5% × 3/12 = 1,250円(税引前)です。ここから20.315%が引かれて手取りは約996円になります。短期の定期を回すときは、この「年利を期間で按分する」感覚を持っておかないと受取額を4倍に見誤ります。

単利型と半年複利型の違い

単利型は元本にだけ利息がつき、途中でついた利息は元本に組み入れません。半年複利型は半年ごとに利息を元本に加え、次の半年はその合計に利息がつきます。上の比較表のとおり、差が体感できるのは5年以上の長期に預けたときです。三井住友銀行の場合、複利型を利用できるのは個人に限られます。

中途解約すると利率は契約時のものではなくなる

満期前に解約すると、契約時の約定利率ではなく各行が定める中途解約利率が適用されます。10年もので高い利率を確保しても、2年で解約すれば普通預金並みの利率まで下がることが珍しくありません。「使う予定のない資金だけを長期に入れる」「近く使う可能性がある分は1年ものにする」という期間の切り分けが、金利差より効くことがあります。

金利上昇局面での期間の選び方

定期預金は預入時の利率が満期まで変わらない固定金利です。これは金利が下がる局面では有利ですが、上がる局面では不利に働きます。今後さらに金利が上がると見るなら短期で回して都度乗り換え、これ以上は上がらないと見るなら長期で固定する、という判断になります。どちらが正しいかは事前にはわからないので、期間を分けて預ける(ラダー)のが実務的な折衷案です。

元本保証と、インフレによる目減り

定期預金は元本が保証され、預金保険制度により1金融機関1預金者あたり元本1,000万円までとその利息が保護されます(決済用預金は全額保護)。ただし保証されるのは「額面」であって「購買力」ではありません。年1.0%の定期でも、物価が年2%上がれば実質的な価値は目減りします。生活防衛資金や使途の決まった資金は定期預金、長期に置ける余剰資金は非課税制度の活用も含めて、という使い分けが基本です。

シーン別の使い方

使う時期が決まっている資金

入学金・車の購入・住宅の頭金など、使う日が分かっている資金は、その日までの期間に合わせた定期に入れる。満期日を使用日の少し前に設定すれば、中途解約利率になるのを避けられる。

普通預金に置いたままの資金の見直し

普通預金と1年定期の利率差を、実際の残高で年いくらになるか計算する。三井住友銀行の例では0.400%と0.500%で0.1%差、300万円なら税引後で年約2,400円。手間に見合うかを金額で判断する。

満期の分散(ラダー)

1年・2年・3年に分けて預け、毎年どれかが満期になるようにする。金利が上がれば満期分を高い利率で預け直せ、下がっても長期分が高い利率のまま残る。金利の先読みをしなくて済む。

ペイオフを意識した分散

1金融機関あたり元本1,000万円とその利息までが保護対象。1行に1,000万円超を置くなら、超過分は別の金融機関に分けるか、全額保護される決済用預金を検討する。

法人の余資運用

スーパー定期の単利型は法人も利用できるが、三井住友銀行の場合は1,000万円未満に限られ、1,000万円以上は大口定期になる。複利型は個人限定。

キャンペーン金利の比較

「3ヵ月もの年◯%」の表示は年利。3ヵ月で受け取れる利息は年利の1/4である点を、このツールの年数欄で確認してから比較する。

よくある間違い・注意点

  • 年利を期間分そのまま掛ける — 「6ヵ月 0.5%」は半年で0.5%増える意味ではない。100万円なら利息は約2,500円(税引前)で、年利の半分。
  • 税引前の利息で受取額を見込む — 利息からは20.315%が源泉徴収される。100万円・年1.0%・5年の利息51,140円に対し、税は10,389円、手取りは40,751円。
  • 古い解説の金利で試算する — 定期預金の金利は各行が市場金利に応じて毎日決めている。数年前の記事の数字をそのまま使わず、預ける銀行の店頭表示金利を確認する。
  • 複利型を選べば大きく増えると考える — 1年ものでは100万円あたり20円の差。差が出るのは5年以上の長期に預けた場合だけ。
  • 途中で解約しても約定利率がつくと思う — 中途解約すると各行所定の中途解約利率に下がる。長期の高い利率は、満期まで置ける資金にだけ使う。
  • 1行に1,000万円超をまとめて置く — 預金保険で保護されるのは1金融機関1預金者あたり元本1,000万円とその利息まで。超過分は保護対象外。

関連する規格・公的資料

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

100万円を1年預けると利息はいくらですか?

年利によります。年0.50%なら税引後3,989円、年1.00%なら税引後7,988円(いずれも半年複利)。税引前の利息はそれぞれ約5,006円・約10,025円で、そこから20.315%が源泉徴収されます。税引後利息の早見表に年利0.10%〜1.25%×1/3/5/10年を載せています。

定期預金の利息にかかる税金は何%ですか?

20.315%です。内訳は所得税15%、復興特別所得税0.315%(所得税額の2.1%)、住民税5%。源泉分離課税なので銀行が支払時に差し引き、原則として確定申告は不要です(国税庁 No.1310)。

「3ヵ月 年0.5%」は3ヵ月で0.5%増えるということですか?

いいえ。表示は年利なので、3ヵ月分は年利の1/4です。100万円なら 1,000,000×0.5%×3/12=1,250円(税引前)、税引後は約996円になります。

単利と半年複利はどちらが得ですか?

同じ利率なら半年複利のほうが多くなりますが、差は期間次第です。100万円・年1.0%では1年で20円、3年で301円、5年で909円、10年で3,901円(いずれも税引後)。短期では誤差の範囲で、利率が0.1%違うほうが影響は大きくなります。

満期前に解約したらどうなりますか?

契約時の約定利率ではなく、各金融機関が定める中途解約利率が適用されます。長期の高い利率で契約していても、早期に解約すれば大きく下がります。使う可能性のある資金は短めの期間にしておくのが安全です。

ペイオフの限度はいくらですか?

預金保険制度により、1金融機関1預金者あたり元本1,000万円までとその利息が保護されます。無利息・要求払い・決済サービスを提供できるという3条件を満たす決済用預金は全額保護です。1行に1,000万円を超えて置く場合は分散を検討してください。

金利が上がりそうなときは何年ものを選べばいいですか?

定期預金は預入時の利率が満期まで変わらない固定金利です。今後さらに上がると見るなら短期で回して都度預け直し、頭打ちと見るなら長期で固定するのが基本形。判断を避けたい場合は、1年・2年・3年に分けて預け毎年どれかが満期になるようにするラダーが実務的です。

普通預金のままにするのと、どれくらい差がありますか?

利率差×元本×期間で計算します。三井住友銀行の2026年8月20日現在の例では普通預金0.400%・1年定期0.500%で差は0.1%。300万円なら年3,000円(税引前)、税引後で約2,391円の差です。金額が小さいと感じるなら、預け替えの手間に見合うかで判断してください。