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子供教育費シミュレーター|幼稚園〜大学院フルコース、月次積立額・22年年次表まで対応の完全版

保育園・幼稚園・小学校・中学校・高校・大学・大学院まで、子ども1人あたり22年間の教育費を進路別に一括計算します。文部科学省「子供の学習費調査」・「私立大学等の初年度学生納付金調査」に基づき、各段階の学費・入学金・塾・受験費・下宿費・仕送りまで反映。0歳から18歳までの月次積立必要額、22歳完了までの年次キャッシュフロー表、複数子どもの合計コストまで可視化。「うちは全部私立で医学部でいくらかかる?」という具体的な問いに、5,000本のツールとは一線を画す精度で答えます。

最終更新:2026年8月14日/監修:計算ツールズ編集部

教育費シミュレーター

最大5人まで。全員同じ進路を想定した合計を表示(個別設計は繰り返し実行してください)。
今から積立を始めた場合の月次必要額を計算。生まれる前は0を選択。
3〜5歳は無償化により保育料自体は月0円(給食費・行事費等の実費のみ)。
公立は年35万、私立は年167万(学校教育費+給食費+学校外活動費)。
私立中は年144万、公立中は年54万。中学受験を想定するなら私立を選択。
高校授業料無償化(就学支援金)で公立実質無料、私立も年39万まで補助対象。
下宿の場合、家賃仕送り月10万円×48ヶ月=480万円が加算されます。
修士は約150万、博士は約400万を追加。
小学生
中学生
高校生
全国平均:小1.5万・中3万・高4万。中学受験期の6年生は月8万〜、大学受験期の高3は月6万〜になることも。
高校または大学時代の留学。長期は生活費・学費・渡航込み。

段階別の内訳フロー

22年年次表(年間支出額)

年齢段階学費塾・習い事年間合計累計

結果の見方

教育費計画は、22年という時間軸で「大きな山」がどこに来るかを事前に把握することが本質です。

  • 子ども1人あたり教育費:0歳から22歳までの累計。全公立で約820万円、私立中高一貫+私立文系で約1,700万円、中学から医学部進学で約4,500万円。子どもの人生設計に投じる総額を示します。
  • 大学卒業まで:18歳(浪人なし)で高校卒業〜22歳大学卒業までの累計。国公立大自宅なら500万円未満、私立医学部下宿なら3,500万円超と、進路で大差がつく最大の変動要因です。
  • 月次積立額:現在の年齢から18歳まで、毎月定額で積み立てた場合の必要額。0歳から始めるなら月2〜3万円で公立文系ルート、月5万〜6万円で私立文系まで到達できます。
  • 全員合計:入力した子ども人数ぶんの合計。双子・年子の場合、大学入学のタイミングが重なると単年支出500万円超の年が出るため、時差積立が必須です。

計算の仕組み

基本式

1人あたり教育費 = Σ(段階別 学校教育費) + Σ(段階別 学校外活動費) + 大学(入学金+授業料×年数+下宿費) + 大学院 + 留学
月次積立額 = (18歳までに必要な累計 − 貯蓄済) ÷ 積立月数
全員合計 = 1人あたり教育費 × 子ども人数

各段階の年間コストの内訳

「学校教育費」(入学金・授業料・教材・修学旅行等)と「学校外活動費」(塾・習い事・参考書・家庭学習)を合算。文科省調査では、公立小学校でも学校外活動費が学校教育費を上回るのが特徴で、実際の家計負担は塾・習い事が大きく効いています。

大学の学費構造

入学金+4年間の授業料+実験実習費+施設設備費が基本。国公立は4年間で約240万円、私立文系で約400万円、私立理系で約540万円、私立医学部で約2,300万円。下宿の場合、家賃+仕送り月10万円×12ヶ月×4年=480万円が別途必要です。

段階別の学費相場(文科省調査ベース)

段階公立年間私立年間期間累計・公立期間累計・私立
幼稚園(3年)17万円31万円51万円92万円
小学校(6年)35万円167万円211万円1,000万円
中学校(3年)54万円144万円162万円431万円
高校(3年)51万円105万円154万円316万円
大学 国公立--242万円-
大学 私立文系---407万円
大学 私立理系---543万円
大学 私立医歯薬---2,357万円(6年)

期間累計には学校教育費と学校外活動費(塾等)を含みます。大学の下宿は家賃+仕送り月10万円×48ヶ月=480万円を上乗せで見込んでください。

ケーススタディ:進路別の生涯教育費

① 全公立文系ルート(幼〜大まで公立・自宅通学)

最もコストを抑えた王道。。幼稚園から高校まで公立、国公立大学に自宅から通学。子1人あたり約820万円で、0歳から18歳まで月3.8万円積立で確保可能。教育資金保険と児童手当だけでほぼ賄えるレンジ。

② 高校まで公立→私立文系大学下宿

標準的な首都圏世帯の進路。。子1人あたり約1,400万円で、下宿費用(480万円)が最大の重荷。地方から東京の私大へ進学するパターン。仕送りは月10万円想定。

③ 幼稚園から私立・私立文系大学(オール私立)

最もお金がかかる文系ルート。。子1人あたり約2,300万円。幼小中高すべて私立で、大学は私大文系自宅通学。医学部でなくとも「お受験ルート」で子ども1人2,000万円超は珍しくありません。

④ 私立中高一貫→私立医学部下宿

教育投資の最大級ケース。。子1人あたり約4,500万円。中学受験で私立中高一貫に入り、6年制の私立医学部へ。医学部の学費が2,300万円+下宿6年分700万円で、大学関連だけで3,000万円超。

⑤ 双子×2人・私立文系ルート

兄弟同時進学の負担。。2人分の合計で約2,800万円。大学入学時期が同じ双子は、単年で入学金+前期学費+下宿引越しが合わせて500万円を超える年が発生。ジュニアNISAや学資保険の受取時期の分散が必要になります。

22年年次表の作り方

上のシミュレーターで表示される「22年年次表」は、各年齢時点の学費・塾・習い事の合計を積み上げた表です。教育費は「毎年ほぼ一定」ではなく、以下のような山と谷があります。

  • 0〜2歳(保育料の谷):3歳未満は保育料が世帯所得により月0〜8万円と幅があり、認可保育園なら実費は月3〜5万円程度。
  • 6歳・12歳・15歳(入学の山):小・中・高の入学時に制服・教材・入学金・受験費用がまとまって発生。私立中受験なら6年生に塾代含めて年200万円超も。
  • 18歳(大学入学の巨大な山):入学金+前期授業料+アパート契約+引越しで、単年で250万〜400万円が集中発生。子育て世代の最大の資金危機ポイント。
  • 18〜22歳(大学在学中の高原):毎年授業料150万〜300万円+仕送り120万円で年270万〜420万円が4年間続きます。

教育資金の貯め方

児童手当を全額積立に回すと約234万円

2024年10月拡充後の児童手当は、0〜3歳未満月1.5万円、3歳〜高校生月1万円(第3子以降は0〜高校生一律3万円)。18年間で総額約234万円。この全額を教育費専用口座に別管理すれば、国公立文系の大学費用(約240万円)はほぼ賄えます。

新NISAで長期積立が定石

2024年から始まった新NISA制度で、つみたて投資枠年120万円が非課税で活用可能。0歳から18歳まで月3万円をS&P500系インデックスに投資(想定年利5%)すると、投資元本648万円が約1,050万円に成長。私立文系ルート(1,700万円)の6割を投資収益で賄える計算になります。

学資保険は元本保証重視の補完

学資保険の返戻率は現状105〜108%程度と低め。ただし、契約者(親)死亡時の保険料免除機能があるため、投資商品と併用して「元本保証枠500万円は学資保険、成長枠500万円はNISA」の使い分けが定石です。

教育資金一括贈与の非課税制度

祖父母から孫への教育資金一括贈与は1,500万円まで非課税(2026年3月末までの時限措置)。信託銀行の教育資金贈与信託を使うと、大学の学費・入学金・塾代・留学費用に非課税で充当できます。

⚠ 当ツールは文部科学省の平均値ベースの概算です。私立中高一貫の実費、有名進学塾のコース料金、地方→首都圏の下宿仕送り水準、留学プログラムの選択などにより実費は上下します。子どもの成長段階に応じて年1回は計画を再点検してください。

よくある質問(FAQ)

子ども1人育てるのに教育費はいくらかかりますか?

すべて公立で国公立大学(自宅通学)なら約820万円、高校まで公立→私立文系大学(自宅)で約1,050万円、私立小中高→私立文系大学(下宿)で約2,700万円、私立中高一貫→私立医学部(下宿)で約4,500万円。教育費は「進路の選択」で最大5倍以上の差がつくため、進路仮定の設計が資金計画の出発点になります。

教育費はいつからいくら貯めればいいですか?

「大学入学時(18歳)までに300万〜500万円」が国公立ルートの最低ライン、「私立文系まで想定なら500万〜800万円」が現実的な目標。0歳から始めるなら月2万〜3万円の積立で国公立ルート、月4万〜5万円で私立ルートまで対応可能。ボーナス時20万円×年2回のペースなら、月次負担を軽くできます。

幼児教育・保育の無償化は何をカバーしますか?

2019年10月から、3〜5歳児クラスの保育料は原則無償(認可保育園・幼稚園・認定こども園)。0〜2歳児は住民税非課税世帯のみ無償。ただし、給食費・行事費・PTA会費・延長保育料などの実費部分は自己負担のため、月0円にはなりません(実費で月1万〜3万円程度)。私立幼稚園も月2.57万円まで補助対象。

高校授業料無償化はどこまで対象ですか?

公立高校は年収910万円未満世帯で就学支援金11.9万円/年が支給され、実質授業料無料。私立高校は年収590万円未満世帯で年39.6万円まで支給、590万〜910万円世帯は11.9万円が支給されます。2026年度から東京都は年収制限なしで私立高校授業料無償化(都民限定)が始まっており、他自治体でも独自拡充が広がっています。

大学の学費は国公立と私立でどれだけ違いますか?

4年間の学費(入学金+授業料+施設費)で、国公立約242万円、私立文系約400万円、私立理系約540万円、私立医学部(6年)約2,300万円。国公立と私立文系で約160万円、私立理系との差は約300万円、医学部との差は約2,000万円。国公立志望なら高校の学力形成が「学費を1/2にする」インセンティブになります。

下宿・仕送りはいくらかかりますか?

全国大学生協連の2023年調査で、下宿生の平均支出は月13.5万円(家賃5.4万+食費2.6万+光熱通信2.6万+交通娯楽3万)。仕送り額の全国平均は月7.4万円で、不足分はアルバイトで補うのが実態。地方→首都圏のケースでは家賃7万〜9万円が相場のため、仕送り10万円は最低ライン。4年間で約480万円の追加負担になります。

中学受験の塾代はどれくらいかかりますか?

大手進学塾(SAPIX・日能研・四谷大塚・早稲田アカデミー)で、4年生:月4万・5年生:月5.5万・6年生:月7.5万+夏期冬期特訓+志望校対策で、3年間合計で約240万〜300万円。加えて模試代・受験料(1校3万×5〜10校)で20万〜30万円、6年生1年間だけで100万〜150万円の塾関連費用が必要になります。

教育資金は学資保険と新NISAどちらがいいですか?

2024年時点の返戻率で見ると学資保険は元本105〜108%、新NISAはS&P500想定年5%で18年運用すると元本の約1.6倍と、期待リターンではNISAが圧倒。ただし学資保険は「契約者死亡時に保険料免除で満期金は満額」という保険機能があり、親の死亡リスクをカバー。元本保証部分は学資保険で500万円、成長部分はNISAで600万円の並行運用が主流です。

祖父母から教育資金の援助を受ける方法は?

3つの選択肢があります。①都度贈与:入学金・学費を直接支払う分は非課税(金額制限なし)。②暦年贈与:年110万円までは贈与税非課税で毎年送金。③教育資金一括贈与信託:信託銀行経由で最大1,500万円まで非課税(2026年3月末まで)。相続税対策を兼ねる場合は③が有力、日常的な援助は①が最も柔軟です。

共働き子ども2人でどれくらいの世帯年収が必要ですか?

教育費÷生涯収入比率の目安として、手取り年収の8〜10%を教育費に回せる家計なら私立文系ルートまで対応可能。子ども2人・私立文系ルートで総額3,400万円÷22年=年平均155万円の教育費負担。手取り年収600万円〜700万円(世帯年収800万〜900万円)が実質的な下限ラインで、それ以下だと国公立進学が家計上の必須要件になります。

出典・参考資料

※本ツールは文部科学省調査の全国平均を基準にした概算です。地域・学校法人・学部・下宿費・塾の選択で実費は上下します。実際の資金計画は独立系FPと相談の上、年1回の見直しを推奨します。