固定電話 休止と解約の費用比較
月額基本料・休止と解約の手数料・番号を残したい年数から、継続・休止・解約の3案の総額を比べます。番号を残す1年あたりのコストまで出るので、使っていない回線の扱いを決める材料になります。
固定電話 休止と解約の費用比較ツール
既定値では、契約を継続する場合が月額1,870円×12か月×5年=112,200円です。利用休止は手数料2,200円に休止中の維持費0円×5年を足して2,200円、これに再開時の工事費2,200円を加えると4,400円となり、5年で割った1年あたりのコストは880円です。解約は手数料1,100円に、戻らない施設設置負担金39,600円を加えて40,700円と評価します。3案のうち最も安いのは利用休止です。
3つの選択肢の性質
| 方法 | 番号 | 主な費用 |
|---|---|---|
| 契約を継続 | そのまま使える | 月額基本料が毎月発生 |
| 利用休止 | 5年単位で保留 | 休止工事費と再開工事費 |
| 一時中断 | 保留・短期向け | 中断工事費と月額の一部 |
| 解約 | 失う | 手数料と負担金の喪失 |
残す年数別の負担の目安
| 年数 | 継続 | 休止+再開 |
|---|---|---|
| 1年 | 22,440円 | 4,400円 |
| 3年 | 67,320円 | 4,400円 |
| 5年 | 112,200円 | 4,400円 |
| 10年 | 224,400円 | 8,800円 |
※参考計算です。手数料や料金は自治体・事業者ごとに異なり改定もあるため、最新の案内を確認してください。
固定電話 休止と解約の費用比較の詳しい解説
固定電話を残すかどうかの判断は、月額基本料と休止制度の手数料の差でほぼ決まります。住宅用の加入電話は基本料に屋内配線使用料やユニバーサルサービス料が上乗せされ、実際の請求は月2,000円前後になることが多く、ほとんど使っていなくても5年で10万円を超えます。これに対して利用休止は、申込時の工事費相当額を一度負担すれば休止期間中の基本料がかからない仕組みが案内されています。番号だけを確保したいという目的であれば、休止の方が桁違いに負担が軽くなります。
判断が分かれるのは施設設置負担金の扱いです。加入時に支払った負担金は解約しても返金されない扱いが基本で、いったん解約すると同じ条件で引き直すには改めて負担が必要になります。第三者への譲渡や名義変更という選択肢もありますが、取引価格は取得時の額を大きく下回るのが実情です。逆に、負担金を支払っていないタイプの契約であればこの論点は消えるため、解約の不利は手数料だけになり、比較の結論が変わります。
見落とされやすいのは、休止に期限がある点です。休止の有効期間は5年で、満了前に更新の手続きを取らないと自動的に解約扱いとなり番号が消えます。更新の案内は登録された住所に届くため、引っ越しのたびに住所変更を届け出ていないと、気づかないうちに番号を失うことがあります。再開時の工事費も、局内の作業だけで済む場合と宅内の工事が必要な場合で金額が変わるため、見積りは幅を持って見ておく必要があります。
条件による違いも大きく、光回線の電話サービスに切り替えている回線は、そもそも加入電話としての休止制度の対象外になることがあります。事業用で番号を看板や名刺に長く記載してきた場合は、番号を失う損失が金額に表れにくいため、単純な費用比較だけで決めない方が安全です。転送サービスの併用や番号ポータビリティの可否も含め、契約中の事業者の案内を確認したうえで判断してください。手続きには本人確認の書類が必要で、名義人が亡くなっている場合は相続関係を示す書類も求められるため、申込から完了までに数週間の日数を見込んでおくと安心です。
業界・現場での使い方
相続・実家の整理
空き家になった実家の回線を、番号を残したまま費用を抑える方法に切り替える判断に使います。
個人事業の縮小
事業を縮小しても連絡先だけ残したい場合に、休止と転送のどちらが安いかを比べます。
長期の単身赴任
数年間だけ不在になる住居の回線を、継続と休止のどちらにするか試算します。
通信費の見直し
携帯電話への集約を検討する際に、固定回線を維持する年あたりの実費を把握します。
よくある間違い・注意点
- 月額基本料だけで判断する — 屋内配線使用料やユニバーサルサービス料が別途かかるため、実際の負担は基本料より大きくなります。
- 休止の5年期限を計算に入れない — 更新を忘れると自動的に解約扱いとなり、番号も施設設置負担金の権利も失います。
- 再開時の工事費を見落とす — 休止は安く見えますが、再開の工事費を足して初めて番号を残す本当の総額になります。
- 施設設置負担金が戻ると考える — 解約しても返金されない扱いが基本で、解約は負担金相当を失う選択になります。
- 光電話でも同じ制度が使えると考える — 契約の種類によって休止制度の対象外となる場合があり、事前の確認が必要です。
関連する規格・公的資料
- 環境省 — 廃棄物・リサイクル制度
- 経済産業省 — 製品リサイクル・資源循環
- 消費者庁 — 特定商取引・消費者契約
- 国民生活センター — 消費生活相談
- 総務省 — 電気通信・地方税
- 一般財団法人 家電製品協会 — 家電リサイクル券
- 一般社団法人 パソコン3R推進協会 — パソコンの回収
- 一般社団法人 日本自動車タイヤ協会 — タイヤの適正処理
- 公益社団法人 全国軽自動車協会連合会 — 軽二輪・原付の届出
- 公益社団法人 全国産業資源循環連合会 — 産業廃棄物の処理
※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。
よくある質問(FAQ)
既定値の条件では総額はいくらですか?
継続は112,200円、休止は再開まで含めて4,400円、解約は40,700円相当と試算されます。
番号を残す1年あたりのコストは?
既定値では再開まで含めた4,400円を5年で割った880円です。
利用休止と一時中断はどう違いますか?
休止は長期の保留で基本料がかからない扱い、中断は短期の保留で扱いが異なると案内されています。
休止中に料金の請求はありますか?
休止中は基本料がかからない仕組みが案内されていますが、契約の種類により異なるため確認が必要です。
休止の期限を過ぎるとどうなりますか?
更新しないと解約扱いとなり番号は消滅します。更新の案内は登録住所に届きます。
施設設置負担金は返ってきますか?
返金されない扱いが基本です。譲渡は可能ですが取得時の額を大きく下回るのが一般的です。
番号だけ携帯に移せますか?
固定電話番号を携帯電話へ移す仕組みは一般に提供されておらず、転送サービスでの対応が中心です。
解約と休止のどちらを選ぶべきですか?
番号を将来使う可能性が少しでもあれば休止、完全に不要なら解約が合理的です。