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結納・結婚金

結納金と結納品、会食費から、結納にかかる総額と両家の負担額を試算します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

結納・結婚金ツール

計算式と考え方

略式結納では、結納金100万円と結納品を簡略化した5万円が男性側の主な支出になります。会食は1人1万5,000円で6人なら9万円、両家で折半します。記念品の婚約指輪30万円と交通費6万円を加え、交通費も折半とします。男性側の負担は100万円+5万円+30万円+会食4万5,000円+交通3万円で142万5,000円です。女性側は結納返し50万円と会食4万5,000円、交通3万円で57万5,000円になります。両家の支出合計は200万円、男性側の実質負担は結納返しを差し引いて92万5,000円です。

形式ごとの内容と費用の目安

正式な結納仲人が両家を往復して結納品と目録を届ける形式です。結納品一式と仲人への謝礼が加わり、総額は200万円を超えることがあります
略式結納両家が一堂に会し、結納金と簡略化した結納品を交わします。現在最も多く選ばれている形式で、総額100〜200万円が目安です
顔合わせ食事会結納金や結納品を用いず、両家の顔合わせを会食で行います。費用は会食代が中心で、10万円前後に収まることが多くなります
結納返し受け取った結納金の一部を返す慣習です。関東では半返し、関西では返さないか記念品で代えるなど、地域によって考え方が分かれます

結納・結婚金の詳しい解説

結納の費用は、地域と両家の考え方によって前提が大きく変わるため、相場の数字をそのまま当てはめると話がかみ合わなくなります。最も差が出るのが結納返しの扱いです。関東では受け取った結納金の半額程度を返す半返しの慣習があり、実質的な男性側の負担は結納金の半分になります。関西では結納金を返さない代わりに、女性側が嫁入り道具や新生活の準備を担うという役割分担の考え方が残っている地域があります。この違いを知らないまま「結納金100万円」とだけ決めると、一方の家が想定より重い負担を負う結果になりかねません。両家の出身地が異なる場合は、どちらの慣習に合わせるかを早い段階で確認しておくことが実務的です。金額の決め方にも地域差があります。結納金は「100万円」のような切りのよい数字が選ばれることが多く、末広がりを意味する8を含む金額が好まれる地域や、割り切れる偶数を避ける考え方が残る地域もあります。ただし近年は、こうした慣習より両家の経済状況と新生活の準備資金という実務的な観点で決められることが増えています。結納金の使い道として最も多いのは、新居の家具・家電の購入と結婚式の費用で、実質的には新生活の準備金という性格を持つようになっています。近年は結納を行わず、顔合わせ食事会で代える形が主流になっています。費用は会食代が中心で数万円から十数万円に収まり、形式的な儀礼を省いて両家が打ち解けることを目的とする進め方です。この場合でも、記念品として婚約指輪や時計を贈る慣習は残っていることが多く、指輪の相場は給与の何か月分といった目安より、実際には20万円から40万円の範囲に集まる傾向があります。婚約記念品を女性側から男性側へ贈る返礼の慣習もあり、その分の予算も見込んでおくと後から慌てずに済みます。結納を含めた婚礼全体の資金は、挙式・披露宴、新婚旅行、新居の初期費用と続くため、結納だけを切り出して考えると全体の見通しを誤ります。両家からの援助がある場合は、その金額と使途をどの段階で確認するかがしばしば問題になります。援助の申出を前提に予算を組んだ後で金額が変わると調整が難しくなるため、挙式の日取りを決める前に、両家それぞれと援助の有無と概算を確認しておく進め方が現実的です。なお、両親から結婚資金の援助を受ける場合、金額によっては贈与税の対象となる可能性があります。扶養義務者からの生活費や結婚資金の贈与には非課税とされる範囲が定められていますが、要件は個別の事情によるため、まとまった金額の援助を受ける場合は税務署や税理士に確認しておくと安心です。

業界・現場での使い方

両家の予算調整

形式ごとの総額と負担配分を示して、両家で認識をそろえる材料にします。

形式の選択

正式な結納と顔合わせ食事会で費用がどれだけ変わるかを比べます。

結納返しの検討

半返しにするかどうかで男性側の実質負担がどう変わるかを確かめます。

よくある間違い・注意点

  • 地域の慣習を確認せずに金額を決める — 結納返しの有無は地域によって異なります。両家の出身地が違う場合は、どちらの慣習に合わせるかを先に決めてください。
  • 結納金だけを予算に計上する — 結納品、会食、記念品、交通費が加わり総額は結納金の2倍前後になります。関連費用まで含めて予算を組んでください。
  • 親からの援助を確認せずに計画を立てる — 援助の有無と金額で予算が大きく変わります。挙式の日取りを決める前に両家それぞれと確認しておくと調整が容易です。

関連する規格・法規

  • 日本ブライダル文化振興協会
  • 全日本冠婚葬祭互助協会

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

結納は必ず行うものですか?

近年は行わず顔合わせ食事会で代える形が主流になっています。両家の意向を確認したうえで決めるのが一般的です。

結納返しはどれくらいが目安ですか?

関東では結納金の半額程度、関西では返さないか記念品で代える形が多く、地域によって考え方が分かれます。

親からの援助に税金はかかりますか?

扶養義務者からの結婚資金の贈与には非課税とされる範囲が定められています。金額が大きい場合は税務署や税理士への確認をおすすめします。