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Shopify個人EC月額

プランと月商から、月額課金型のEC構築サービスにかかる費用と切替の目安を試算します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

Shopify個人EC月額ツール

計算式と考え方

月間の費用は固定費と決済手数料の合計です。基本プランを月39ドル、為替150円として5,850円、追加アプリ5,000円、ドメイン年2,000円を12で割った約167円で、固定費は約1万1,017円になります。決済手数料は月商80万円に基本プランの料率3.55%を掛けて2万8,400円です。合計約3万9,417円で、売上に対する比率は約4.93%になります。原価率40%と広告費10%を差し引いた営業利益は約36万583円です。中位プランは月105ドルで固定費が9,900円増える一方、決済手数料率は0.15ポイント下がるため、月商が約660万円を超えたところで有利に転じます。

プランによる違い

基本プラン月額が最も低い。決済手数料率は高めで、外部決済の取引手数料も大きい
中位プラン月額は基本の3倍前後。手数料率がわずかに下がり、レポート機能が加わる
上位プラン月額が大きく上がる。手数料率は最も低く、複数拠点や高度な分析に対応
追加アプリ在庫管理や定期購入など、必要な機能を月額で追加する。積み上がりやすい

Shopify個人EC月額の詳しい解説

月額課金型のEC構築サービスは、サーバーの管理、決済の仕組み、在庫と注文の管理、テンプレートによるデザインを一体で提供するため、個人でも短期間で店舗を開設できます。この手軽さの対価として、月額の利用料と売上に応じた決済手数料が継続的に発生します。費用の構造を理解するうえで重要なのは、固定費と変動費のどちらが効いているかという点です。月商が小さいうちは月額の利用料が重く、売上に対する比率が10%を超えることもあります。月商が数百万円になると、比率としては決済手数料が主役になり、月額の差は相対的に小さくなります。プランの選択がこの構造に直結します。上位のプランほど月額は高くなりますが、決済手数料率がわずかに下がります。この差は0.1ポイントから0.3ポイント程度であるため、月額の差を手数料の節約で埋めるには、相応の月商が必要です。基本プランから中位プランへの切替であれば、月商が数百万円を超えたあたりが分岐点になります。逆に言えば、それ以下の規模で「機能が増えるから」という理由だけで上位プランを選ぶと、費用だけが増えます。機能を必要とするかどうかと、費用面で有利かどうかは別の判断です。実務で判断が分かれるのは、外部の決済サービスを併用するかどうかです。サービス標準の決済を使えば取引手数料はかかりませんが、外部の決済手段を導入すると、決済会社への手数料とは別に、プラットフォーム側の取引手数料が売上に対して課されます。この取引手数料はプランによって差が大きく、基本プランでは2%前後、上位プランでは0.6%程度という設計になっていることが一般的です。決済手段の選択肢を増やすことによる購入率の向上と、この手数料の負担を比較する必要があります。見落とされやすいのが、追加アプリの費用です。在庫の同期、定期購入、レビューの表示、配送の設定といった機能は、標準では提供されず、月額のアプリを追加して補うことになります。一つひとつは月数百円から数千円ですが、必要に応じて入れていくうちに合計が月1万円を超えることは珍しくありません。導入時に検討した機能が実際に使われているか、定期的に棚卸しすることで削減できる部分です。また、為替の影響も見逃せません。利用料がドル建てで設定されている場合、円安が進めば同じプランでも円換算の負担が増えます。年間で見ると数万円の差になることがあります。EC全体の採算という観点では、これらのサービス関連費用は原価と広告費に比べれば小さな割合にとどまります。月商80万円の例では、サービス関連費用が約4万円であるのに対し、原価が32万円、広告費が8万円です。費用を削る余地を探すなら、まず原価率と広告の効率を見直すほうが効果は大きくなります。サービスの料金体系や手数料率は改定されることがあるため、契約の前に最新の条件を確認することが必要です。

業界・現場での使い方

費用の把握

固定費と決済手数料を合わせた月間の負担を確認します。

プランの選択

上位プランが有利になる月商の水準を試算します。

採算の確認

原価と広告費を含めた営業利益を把握します。

よくある間違い・注意点

  • 月額の利用料だけで比較する — 決済手数料と取引手数料が売上に比例して発生します。合計で比べてください。
  • 機能を理由に上位プランを選ぶ — 費用面で有利になるには相応の月商が必要です。必要性と採算は別に判断してください。
  • 追加アプリを棚卸ししない — 月額が積み上がりやすい部分です。使われていない機能を定期的に見直してください。

関連する規格・法規

  • GitHub
  • 各種プラットフォーム

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

個人でもいくらから始められますか?

月額の利用料とドメイン代だけなら月1万円前後です。アプリや広告費を含めると負担は変わります。

上位プランに変える目安は?

月額の差を手数料率の差で埋められる月商かどうかです。基本から中位への切替では数百万円規模が目安になります。

外部の決済を入れると損ですか?

プラットフォーム側の取引手数料が加わります。購入率の向上と手数料の負担を比較して判断してください。