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NHK受信料

契約の種類と支払方法から、NHK受信料の年額と長期の負担を計算します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

NHK受信料ツール

計算式と考え方

受信料は契約の種類と支払方法で決まります。2023年10月の改定後、衛星契約は12か月前払で年21,765円、6か月前払で年22,374円、2か月払で年23,400円です。地上契約はそれぞれ年12,276円、12,618円、13,200円になります。衛星契約を12か月前払で1件契約する場合、年額は21,765円、月額に換算すると約1,814円です。2か月払と比べると年1,635円の差になります。5年間では約10万8,825円、1日あたりでは約59.6円で、1日2時間視聴するなら1時間あたり約29.8円という計算です。

契約と支払方法の区分

地上契約地上波のみを受信できる設備がある場合。年12,276円から
衛星契約BSを受信できる設備がある場合。ケーブル経由でも対象になる
前払の割引6か月前払と12か月前払で割引がある。長い期間ほど割安
家族割引別住居の家族の分が半額。学生の一人暮らしなどが対象

NHK受信料の詳しい解説

受信料は、放送法により、受信できる設備を設置した者は契約をしなければならないと定められていることを根拠としています。視聴しているかどうかではなく、受信できる設備があるかどうかが契約の要件とされている点が、他の有料サービスとの大きな違いです。この構造が、制度への理解が分かれる原因にもなっています。契約の単位は世帯です。同じ住居に複数のテレビがあっても契約は1件で、台数による加算はありません。一方、別の住居に住む家族については別の契約が必要になりますが、家族割引の対象となれば半額で済みます。単身赴任や学生の一人暮らしはこの対象になることが多く、申請しなければ通常の料金のままとなるため、該当する場合は手続の確認が必要です。事業所については扱いが異なり、設置場所ごとに契約が必要とされ、台数に応じた多数一括の割引が用意されています。地上契約と衛星契約の区分は、実務で最も誤解が生じやすい部分です。BSを受信できる設備があれば衛星契約となり、これにはケーブルテレビや集合住宅の共同アンテナを経由する場合も含まれます。近年のテレビはBSチューナーを内蔵しているものが多く、購入した時点で衛星契約の対象になっていることに気づかない例があります。逆に、BSを見ないのであれば受信できない状態にする方法があり、その場合の扱いは個別の確認が必要です。免除の制度も設けられています。生活保護を受けている世帯、市町村民税が非課税で障害のある方がいる世帯、社会福祉施設などが対象で、全額または半額の免除が適用されます。学生についても、奨学金を受けているなど一定の要件を満たす場合の免除があります。これらは申請が前提であり、要件を満たしていても自動的には適用されません。2023年10月には受信料の値下げが行われ、同時に支払方法の区分が整理されました。また、契約をせずに受信設備を設置している場合について、割増金を請求できる規定も設けられています。一方で、テレビを設置していない世帯が増えていることも事実で、動画配信への移行に伴い、テレビを持たないという選択をする世帯は年々増加しています。この場合は契約の対象外となりますが、設置していないという説明を求められた際に対応が必要になることがあります。負担の実感を持つには、1日あたりや視聴1時間あたりに換算する方法が有効です。ほとんど視聴していないのであれば1時間あたりの負担は大きくなり、設備を持つことの是非を考える材料になります。

業界・現場での使い方

年額の確認

契約の種類と支払方法から年間の負担を算出します。

支払方法の比較

前払にした場合の割引額を確認します。

長期の見通し

数年間にわたる総額を把握します。

よくある間違い・注意点

  • BSを見ないから地上契約でよいと考える — 受信できる設備があるかどうかが基準です。ケーブルや共同アンテナ経由も衛星契約の対象になります。
  • 家族割引を申請しない — 別住居の家族は半額になります。要件を満たしていても申請しなければ適用されません。
  • 2か月払のままにしている — 前払には割引があります。同じ契約でも支払方法を変えるだけで年額が下がります。

関連する規格・法規

  • 家計調査
  • 家庭経済

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

テレビが複数あると受信料は増えますか?

同じ世帯であれば契約は1件で、台数による加算はありません。事業所は設置場所ごとの契約になります。

免除の対象になるのはどんな場合ですか?

生活保護の受給、市町村民税の非課税と障害の要件などが定められています。いずれも申請が前提です。

テレビを持っていない場合は?

受信できる設備がなければ契約の対象外とされています。設置状況の確認を求められることがあります。