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LINE公式アカウント

友だち数と配信通数、購入率から、メッセージ配信サービスの月間費用と売上効果を試算します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

LINE公式アカウントツール

計算式と考え方

月間の配信通数は「友だち数 × 1人あたりの通数」で求めます。5,000人に月4通なら20,000通で、スタンダードプランの無料枠30,000通に収まるため追加料金は発生せず、費用は月額15,000円と運用工数10時間分の30,000円で合計45,000円です。購入件数は20,000通に開封率55%、クリック率12%、購入率6%を掛けて約79.2件となり、単価5,000円で売上は約396,000円になります。粗利益は約351,000円、投資対効果は約880%です。

配信プランと料金体系の考え方

無料プラン月200通まで。友だち数50人に月4通程度が限界で、開業初期の告知用途に向きます。
中位プラン月5,000円で5,000通まで。上限を超える配信はできないため、友だち数1,000人前後が目安です。
上位プラン月15,000円で30,000通まで。超過分は1通あたり数円の従量課金となり、大規模配信に対応します。
運用工数配信原稿の作成と効果測定で月10時間前後。外部委託なら月5万〜15万円が相場です。

LINE公式アカウントの詳しい解説

メッセージ配信サービスの費用対効果を左右するのは、友だち数そのものではなく1通あたりの反応率です。友だち数が2倍になっても、興味の薄い層が増えれば開封率が下がり、配信通数だけが増えてコストが先行します。従量課金のプランでは、反応しない友だちに送るほど赤字が広がる構造になるため、最終アクセス日や購入履歴でセグメントを切り、配信対象を絞るほうが利益は増えることが多くあります。開封率は業種と配信内容で大きく変わります。飲食や小売のクーポン配信では60%を超えることもある一方、情報提供中心の配信では30%台に落ち着きます。配信時刻の影響も大きく、通勤時間帯と20時台に反応が集中する傾向があります。実務で判断が分かれるのは、友だち獲得にかける広告費の扱いです。1人あたりの獲得単価は数百円から1,000円台で、これを初回購入で回収しようとすると採算が合わないことが多く、6か月から1年の累積購入額で評価するのが一般的です。ブロック率も重要な指標で、配信頻度を上げると短期的な売上は伸びますが、月あたりのブロック率が5%を超えると1年で友だち数が半減する計算になります。週1回程度に抑えて反応率を維持するか、週2回以上で短期の売上を取るかは、商材の購入サイクルによります。見落とされやすいのは、配信以外の機能が生む価値です。予約受付や問い合わせ対応をチャットで完結させれば、電話対応の工数が減り、その削減分は売上には表れませんが利益に効きます。リッチメニューからの常時導線や、購入履歴と連携した個別配信は、単純な一斉配信より反応率が数倍高くなる例もあります。一方で顧客管理システムとの連携には開発費が数十万円から必要になり、小規模事業者では投資回収まで時間がかかります。個人情報の取得と利用目的の明示、配信停止手段の確保は法令上の要件として定められているため、運用設計の段階で確認が必要です。加えて、クーポンの割引原資は配信コストとは別に売上総利益を削るため、割引率を含めた採算で評価しないと、配信するほど利益が減る状態を見落とすことになります。

業界・現場での使い方

プラン選択の判断

配信予定の通数から、どのプランが最も安く収まるかを比較します。

配信頻度の最適化

通数を増やしたときの追加コストと売上増を比べ、採算が合う頻度を決めます。

外部委託の可否判断

運用工数を金額に換算し、委託費用と自社運用のコストを並べて検討します。

よくある間違い・注意点

  • 友だち数だけを目標にする — 反応しない友だちが増えると配信コストだけが上がります。購入率や開封率と組み合わせて評価してください。
  • 運用工数を費用に含めない — 原稿作成と効果測定で月10時間かかれば、時間単価3,000円で3万円のコストです。プラン料金の2倍になることもあります。
  • ブロック率を無視して配信頻度を上げる — 月5%のブロックが続けば1年で友だち数は約半分になります。短期の売上増が翌年の配信基盤を削ることになります。

関連する規格・法規

  • 電通
  • 日本広告業協会

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

配信通数はどう数えられますか。

1人に1通送れば1通としてカウントされます。5,000人に一斉配信すれば5,000通です。セグメントを絞れば通数もその分減ります。

開封率の目安はどれくらいですか。

業種により幅がありますが50〜60%が一つの目安です。メールマガジンの20〜30%と比べて高い水準になります。

友だち1人あたりの獲得コストはどれくらいですか。

広告経由で数百円から1,000円台が相場です。店頭での声かけやレシート告知なら実質的な費用はかからず、質の高い登録が得られます。