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視力検査眼科コンタクト医療費

視力検査費用

視力検査にかかる費用を受け方別に比較する無料電卓。眼鏡店の無料測定・眼科の保険診療・コンタクトレンズの処方で金額がどう違うかを表示します。負担割合別の早見表、眼鏡やコンタクト本体の継続費用、医療費控除の扱いまで解説します。

最終更新:2026-08-18/監修:計算ツールズ編集部

視力検査費用ツール

計算式と前提

視力検査の費用は、どこで受けるかで性質が変わります。眼鏡店の測定は商品販売に付随するサービスなので無料、眼科は保険診療なので点数の合計に自己負担割合を掛けた額になります。

眼鏡店の測定 = 0円(販売に付随する測定。診断や処方箋は伴いません)
眼科の窓口負担 =(初診料 + 屈折検査・矯正視力検査・眼圧・眼底などの検査料)× 10円 × 自己負担割合
コンタクトレンズの処方 = 包括的な検査料区分で算定され、他の検査を個別に積み上げる場合とは扱いが異なります

本ツールは3割負担を前提に、眼鏡店0円、眼科3,500円、コンタクト処方2,500円を表示します。眼科の3割負担は検査項目の数で1,500〜3,500円の幅があり、表示値は視野や眼底の検査まで一通り受けた場合の上限寄りの目安です。眼鏡やコンタクトレンズの本体代金は含みません。

受け方別・負担割合別の早見表

本ツールが表示する3割負担の金額と、そこから逆算した総額および他の負担割合です。

受け方保険総額(10割)3割負担2割負担1割負担
眼鏡店の視力測定対象外(無料サービス)0円0円0円
眼科の受診(検査一式)あり約11,700円約3,500円約2,340円約1,170円
コンタクトレンズの処方あり約8,300円約2,500円約1,670円約830円
コンタクトの定期検査(再診)あり約5,000〜6,700円約1,500〜2,000円約1,000〜1,340円約500〜670円

視力にまつわる関連費用

項目費用の目安保険の扱い
学校・職場の健康診断での視力検査0円学校・事業者の負担
運転免許の適性検査更新手数料に含まれる
眼鏡(レンズ+フレーム)15,000〜50,000円全額自費
コンタクト(1日使い捨て・両眼1ヶ月分)5,000〜7,000円全額自費
コンタクト(2週間交換・両眼1ヶ月換算)3,000〜5,000円全額自費
屈折矯正手術(レーシックなど)200,000〜600,000円自由診療

視力検査費用の詳しい解説

同じ「視力を測る」行為が0円と3,500円に分かれるのは、位置づけが違うからです。眼鏡店の測定は商品を販売するための度数合わせで、医療行為ではありません。だから無料で提供でき、その代わり診断も処方箋の交付も行いません。眼科は保険診療なので、費用は診療報酬の点数で決まります。意外に思われるのが「視力検査」という単独の項目が存在しない点です。実際には屈折検査、矯正視力検査、眼圧測定、眼底検査などを組み合わせて算定し、初診料が加わります。一通り受けると総額が1万円台に届き、3割負担で3,500円前後です。コンタクトの処方が2,500円と安いのは、包括的な検査料の区分で算定され、個別の検査を積み上げる場合とは扱いが違うためです。

実務で判断が分かれるのは、眼鏡を作るとき眼科の処方箋を取るかどうかです。眼鏡店の測定だけで作れば検査費用はかかりませんが、視力低下の背景に病気が隠れていないかは確認されません。緑内障や白内障、網膜の病気、調節の緊張による低下は、度数を合わせるだけでは解決しません。片眼だけ急に見えにくい、視野が欠ける、飛蚊症が増えたといった変化を伴う場合は、費用の比較ではなく受診の対象です。子どもは調節を止める点眼薬を使った屈折検査でなければ正確な度数が出ないため、眼科が前提です。

見落とされやすいのは、検査費用より継続費用のほうが大きい点です。眼鏡は本体が15,000〜50,000円で全額自費です。1日使い捨てのコンタクトは両眼で月5,000〜7,000円、年6万〜8万円と検査費用の20倍規模です。さらに高度管理医療機器に分類されるため3〜6ヶ月ごとの定期検査が続き、そのたびに1,500〜2,000円が発生します。税務上の扱いも誤解されやすく、眼科の検査は医療費控除の対象ですが、眼鏡やコンタクトの購入費は原則対象外で、医師が治療上必要と認めた場合に限り対象になり得ます。確定申告前に税務署や税理士へご確認ください。

条件による違いも出ます。自己負担割合は義務教育就学前が2割、就学後70歳未満が3割、70〜74歳は原則2割、75歳以上は原則1割です。加えて多くの自治体が子ども医療費助成を設けており、対象年齢なら窓口負担がほとんど生じない場合があります。目的による違いもあり、健康診断の視力検査は個人負担がなく、運転免許の適性検査は更新手数料に含まれます。免許の視力要件は種別で異なり、普通第一種は両眼0.7以上かつ一眼それぞれ0.3以上、大型や第二種は両眼0.8以上かつ一眼0.5以上に加え奥行きを見る検査があります。更新が近い方は必要な水準を先に確認してください。

よくある間違い・注意点

  • 眼鏡店の無料測定と眼科の検査を同じものとして比べる — 眼鏡店の測定は度数合わせで、診断も処方箋の交付も行いません。見え方の変化に不安があるなら、費用差ではなく目的で選んでください。
  • 検査費用だけを見て眼鏡・コンタクト代を計算に入れない — 1日使い捨てのコンタクトは年6万〜8万円で、検査費用の20倍規模です。継続費用のほうが家計への影響は大きくなります。
  • 眼鏡代が医療費控除の対象になると思い込む — 原則は対象外で、医師が治療上必要と認めた特定の場合に限られます。判断に迷う支出は税務署や税理士に確認してください。
  • 子どもの視力を眼鏡店の測定だけで判断する — 調節を止める点眼薬を使わないと正確な度数が出ません。学校健診で指摘を受けた場合は眼科の受診が前提です。
  • コンタクトの定期検査を省く — 高度管理医療機器であり、角膜の状態を確認しないまま使い続けると障害につながることがあります。3〜6ヶ月ごとの受診を前提に費用を見込んでください。

参考資料・公的情報

※本ツールは公表資料に基づく参考計算です。検査の要否や結果の解釈は診察した医師の判断に、医療費控除の可否は税務署または税理士の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

視力はいつ頃から低下しますか?

近視は小学校高学年から中学生にかけて進みやすく、その後も20代前半までは度数が動くことがあります。40代に入ると、水晶体の調節力が落ちて手元が見えにくくなる変化が加わります。年齢によって低下の原因が違うため、対処も変わります。急な変化や片眼だけの低下は年齢によらず受診の対象です。

遠視と近視はどう違いますか?

近視はピントが網膜の手前で合うため遠くが見えにくく、遠視は網膜の後ろで合うため常に調節して見ている状態になります。矯正に使うレンズが逆になるだけでなく、遠視は疲れ目や頭痛として現れることがあり、視力表の数値だけでは気づきにくい点が違います。子どもの遠視は弱視につながることがあるため、早期の検査が重要です。

レーシックなどの手術費用はどのくらいですか?

自由診療で200,000〜600,000円が目安です。眼内レンズを使う方法はさらに高く、500,000〜700,000円程度になります。保険は適用されませんが、視力回復を目的とした手術は医療費控除の対象として扱われる場合があります。適応の可否は角膜の厚さや度数によって決まるため、まず検査を受けて医師の判断を仰いでください。

眼鏡店の無料測定と眼科の検査は何が違いますか?

眼鏡店の測定は商品販売のための度数合わせで、診断も処方箋の交付も行いません。眼科では屈折検査に加えて眼圧や眼底の状態を確認し、視力低下の背景に病気がないかを調べます。見え方の変化が急な場合や、視野の欠け・飛蚊症を伴う場合は、費用の差ではなく眼科を選んでください。

眼鏡やコンタクトの代金は医療費控除の対象になりますか?

原則として対象外です。ただし、医師が治療上必要と認めた特定の症状に対して処方されたものは対象になり得ます。眼科での検査費用そのものは保険診療なので対象です。判断が分かれる支出なので、領収書と診断内容を揃えたうえで、税務署または税理士に確認してください。

子どもの視力検査はどこで受けるべきですか?

眼科を選んでください。子どもは調節する力が強いため、調節を止める点眼薬を使った屈折検査でなければ正確な度数が出ず、眼鏡店の測定では実際より近視が強く出ることがあります。学校健診で指摘を受けた場合も受診が前提です。自治体の子ども医療費助成が使える年齢なら、窓口負担がほとんど生じないこともあります。

運転免許にはどのくらいの視力が必要ですか?

普通第一種免許は両眼0.7以上かつ一眼それぞれ0.3以上、大型免許や第二種免許は両眼0.8以上かつ一眼0.5以上で、加えて奥行きを見る検査があります。眼鏡やコンタクトで矯正した視力で判定されます。更新時に基準を満たさないと手続きが進まないため、心当たりがある場合は事前に眼科で確認しておくと確実です。