FPS振り向き 計算ツール|cm/360°・eDPI・タイトル間感度変換
FPSゲームのマウス感度を、振り向き距離(cm/360°)・eDPI(DPI×感度)・各タイトル間で相互変換する完全無料ツール。Apex Legends / Valorant / Counter-Strike 2 / Overwatch 2 / PUBG / Fortnite / Call of Dutyの感度引継ぎ、プロプレイヤーの振り向き相場(TenZ・shroud・NiKo・s1mple)、DPI・ポーリングレート・マウスパッドサイズの最適化、Windowsのマウス加速・EPP設定の落とし穴、eスポーツ大会規則、Kovaak's・Aim Labでのエイム練習まで6000字級で完全網羅。感度移行に悩むランクプレイヤー、Valorantから他タイトル参入の初心者、プロ志望のゲーマー志望者まで役立つ完全ガイドです。
FPS感度 計算機
他ゲームの感度(同じ振り向き)
| ゲーム | 同等の感度値 |
|---|
振り向き計算の公式
基本式
振り向き距離(cm/360°)= 360 ÷ (DPI × ゲーム内感度 × ゲーム係数 × 0.0254)
マウスを1インチ(2.54cm)動かした際にゲーム内カメラが何度動くかを表すのが「振り向き距離」。1回のマウスストロークで360°回転するのに必要な物理距離(cm)で、感度の指標として国際的に使われます。プロは20〜40cm/360°帯が主流で、日本人カジュアル層は10〜25cmのハイセンシが多い傾向にあります。
eDPI(effective DPI)
eDPI = マウスDPI × ゲーム内感度
DPI設定が異なる環境でも比較可能な統一指標。ProSettings.netなどの選手データベースはeDPIで感度を管理します。例:DPI 800 × 感度 0.4 = eDPI 320(Valorantプロ標準)。
ゲーム間換算
同等感度 = 元cm/360° × 変換先ゲーム係数比
Apex→Valorantは感度値を約3.33倍(0.022÷0.0066)、CS2→Valorantも同じ倍率。ただしFOV(視野角)や視野スケーリングの違いで体感は微妙に変わります。
タイトル別ゲーム係数一覧
2026年時点の主要FPSタイトルにおける、感度計算に使う内部係数(1cmあたりの回転角度)です。
| タイトル | ゲーム係数 | 推奨感度目安(プロ) | 備考 |
|---|---|---|---|
| Apex Legends | 0.022 | 1.2〜2.0 | Source engine系 |
| Valorant | 0.0066 | 0.3〜0.5 | 低係数=高感度値 |
| Counter-Strike 2 | 0.022 | 1.0〜2.5 | Source 2 engine |
| Overwatch 2 | 0.0066 | 3.0〜6.0 | Valorantと同係数 |
| PUBG | 0.022相当 | 40〜60 | 視野角別に個別設定 |
| Fortnite | 0.022相当 | 0.06〜0.12 | 0-1スケール |
| Call of Duty MW/BO | 0.022相当 | 6〜10 | ADS別途設定必要 |
| Rainbow Six Siege | 0.02相当 | 10〜30 | 独自係数 |
| Rust | 0.022相当 | 0.2〜0.5 | Source系 |
※ゲーム係数は開発元非公表のため、コミュニティ計測値。ゲームエンジンやアップデートで変化する場合があります。当ツール掲載値は2026年7月時点。
振り向き距離のプレイスタイル分類
| 振り向き | スタイル | 適性ジャンル・武器 |
|---|---|---|
| 10cm未満 | 超ハイセンシ | カジュアル・コンソール出身・SG使い |
| 10-20cm | ハイセンシ | Overwatch・Apex(近接・SMG重視) |
| 20-30cm | ミドルハイ | Apex・Fortnite・CoD(バランス) |
| 30-45cm | ミドル(標準) | Valorant・Apex(精密射撃) |
| 45-60cm | ローセンシ | Valorant・CS2(AWP・スナイパー) |
| 60cm超 | 超ローセンシ | CS2・スナイパー特化 |
Valorantプロ平均は約35cm/360°、CS2プロ平均は約50cm/360°、Apexプロ平均は約28cm/360°と、タイトルによってプロ層の振り向きが違います。これは「キャラクター速度」「マップ広さ」「精密射撃 vs 追いエイム」の要件差によるものです。
プロプレイヤーの感度相場
Valorantトップ層
TenZ(Sentinels)約32cm、Aspas(LOUD)約35cm、Chronicle(FNATIC)約38cm。全体平均32〜40cm。ローセンシ寄りで精密射撃を重視。
CS2トップ層
s1mple(NAVI)約56cm、NiKo(G2)約42cm、m0NESY(G2)約41cm、ZywOo(Vitality)約40cm。全体平均40〜55cm。AWPer(スナイパー使い)は60cm超が多い。
Apex Legendsトップ層
ImperialHal(TSM)約22cm、Genburten(DarkZero)約24cm、日本のCloud9 White Meiy約26cm。全体平均20〜30cmで、近距離戦闘の多さから中〜高感度が主流。
Overwatch 2トップ層
Fleta(Seoul Dynasty)約22cm、Sinatraa約20cm。ヒットスキャン専門選手が20〜25cm、タンク・サポート職が25〜35cm。
shroud(元プロ・配信者)
元CS:GO・Valorant・Apexプロで人気ストリーマー。感度は約45cm/360°で、CS系の精密射撃寄り。多くの視聴者が模倣する黄金律的存在。
共通点:DPI 400/800
プロのマウスDPIは400または800DPIにほぼ集約。センサー精度が最も安定する範囲で、高DPIは補間処理が入るため避けられます。
DPI・ポーリングレート・センサー
推奨DPI設定
2026年時点の主要ゲーミングマウス(Logicool G Pro X Superlight 2、Razer Viper V3 Pro、Zowie EC3-CW等)で推奨される設定:
- DPI 400:CS2ローセンシ・古典派
- DPI 800:Valorant・Apexプロ標準(8割以上)
- DPI 1600:カジュアル・複数タイトルプレイ
- DPI 3200以上:非推奨(センサー補間で精度低下)
ポーリングレート
1000Hz(1ms遅延)が標準。近年は4000Hz・8000Hz対応マウスが登場(Logicool G Pro Superlight 2、Razer Viper V3 Pro等)、240Hz以上モニタでは差が体感できるとの報告あり。ただしCPU負荷増加のためミドルレンジPCでは1000Hzが安定。
センサー種類
PixArt PMW3395/PAW3950・Logicool HERO 26K・Razer Focus Pro 30Kが2026年最新。DPI 400-3200で線形性が高く、加速なし・スムージングなしを実現。
マウスパッドサイズ選び
| サイズ | 寸法 | 推奨振り向き | 用途 |
|---|---|---|---|
| S | 260×220mm | 10cm未満(超ハイセンシ) | デスクスペース節約 |
| M | 350×260mm | 10-20cm(ハイセンシ) | Overwatch・Apex |
| L | 450×400mm | 20-35cm(ミドル) | Apex・Fortnite |
| XL | 900×400mm | 35-60cm(ロー) | Valorant・CS2 |
| XXL | 1200×600mm | 60cm超(超ロー) | CS2 AWPer専用 |
人気モデル:Artisan「零 MID」、Logicool G640・G840、Razer Gigantus V2、Zowie G-SR-SE、SkyPAD 3.0 XL(ガラス製)。表面材質はクロス(布)が滑走性と制動性のバランスに優れプロの8割が採用しています。
Windowsマウス設定の落とし穴
マウス精度向上(EPP)は必ずオフ
Windows「マウスプロパティ→ポインターオプション→ポインター精度を高める」はマウス加速機能で、同じ物理距離でもゲーム内回転角が変動します。FPS必須のOFF設定。
ポインター速度は6/11(中央)
10/11以上に上げると内部ソフト補間、5/11以下は補間で精度が落ちます。デフォルトの6/11がセンサー1:1の唯一の設定です。
Raw Input有効化
ゲーム内オプションで「Raw Input」「Raw Input Buffer」を有効化。Windowsのポインター処理をバイパスし、マウスセンサー値を直接ゲームに渡します。
USBセレクティブサスペンド無効化
省電力機能でマウスが数百ミリ秒スリープすることがあり、試合中の反応遅延の原因に。デバイスマネージャーで無効化推奨。
Kovaak's・Aim Labエイム練習
プロ・上位ランカーが日常的に使うエイムトレーナー2大巨頭。
| ソフト | 価格 | 特徴 |
|---|---|---|
| Kovaak's Aim Trainer | Steam 2,300円 | プロ愛用。数千のシナリオ、細かい統計。上級者向け |
| Aim Lab | Steam無料 | 初心者向けUI。認知系トレーニング豊富。3000万DL突破 |
| Kovaak's Voltaic Benchmarks | 無料DLC | コミュニティ標準のスキル評価テスト。Bronze〜Grandmaster |
推奨シナリオ(Kovaak's)
- 1wall6targets TE:クリック精度の基本(1日15分)
- Ground Plaza NoUFO:追いエイム・トラッキング
- Tile Frenzy:反射神経・フリック力
- Air NT:空中トラッキング(Apex向き)
- Bounce 180 Wide:切り返しエイム
1日30分×3ヶ月継続で、大半のプレイヤーがランク1階級上昇するというデータが複数の配信者調査で報告されています。
よくある勘違い・注意点
- DPIを高くすれば速く動かせる — DPI 3200以上はセンサー補間が入り精度が落ちます。プロは400/800DPIが標準。ゲーム内感度で調整が正解。
- 他ゲーム感度の数値をコピー — Valorant感度0.3をApexにそのまま入れると振り向きが約3倍になり全く別物。当ツールのようなcm/360°基準で変換が必須。
- マウス加速(EPP)が有効のまま — Windowsの「マウス精度向上」は必ずオフ。同じ物理距離でも移動速度で回転角が変わり、エイム再現性が崩壊します。
- ADS感度を無視 — スコープ覗き込み時の感度(ADS Multiplier)はタイトルごとに独自設定。腰撃ちだけ合わせても実戦で違和感が出ます。
- FOV変更を忘れる — ゲーム内FOV(視野角)が同じでも「タイトル間で見える範囲が違う」ため、感度が同じでも体感速度が変わります。
- マウスパッドが小さすぎる — ローセンシ(45cm/360°以上)なのにMサイズパッドだと大振り時にはみ出し、エイムが乱れます。振り向き距離の1.5倍以上の横幅が理想。
- ポーリングレートを盲信 — 8000Hzは240Hz以下のモニタでは体感差ほぼゼロ。240Hz以上のハイエンド環境でのみメリットが出ます。
eスポーツ大会の感度規則
2026年時点の主要リーグ・大会で採用される感度・周辺機器規則の概要です。
- VCT(Valorant Champions Tour) ― Riot公認マウス使用(一部制限)、DPI・感度は選手自由、Windows加速オフを義務化。
- ALGS(Apex Legends Global Series) ― EA公認機器のみ。Steelseries・Logicoolなど数社に限定。設定は選手自由。
- CS Major(BLAST/PGL主催) ― マウス・キーボード持ち込み可、ソフトウェア設定はスクリーンショット提出義務。
- Overwatch League(休止中)→ OWCS 2024〜 ― Blizzard認証機器、EPP・スムージング・加速の完全オフを規則化。
- プロシーンのマクロ・チート対策 ― マウスファームウェアレベルでの検知(Anti-Cheat統合)。DPIシフトボタン以外のマクロは違反。
参考文献・公式資料
より詳細なマウス設定・感度情報を確認したい場合は、以下の公式・準公式資料を参照してください。
- ProSettings.net ― Valorant・Apex・CS2・Fortnite等の全プロ選手DPI・感度・機材データベース。世界最大規模。
- Mouse-Sensitivity.com ― タイトル間感度換算の定番サイト。ゲーム係数の公式値を集約。
- Valorant 公式サイト(Riot Games) ― バージョン更新・パッチノート・大会情報。
- Apex Legends 公式(Electronic Arts) ― タイトル公式情報。ALGS大会情報。
- Counter-Strike 2 公式(Valve) ― CS2の公式パッチノート・機能追加履歴。
- Overwatch 2 公式(Blizzard) ― OW2公式情報・OWCS大会。
- Logicool G ゲーミングマウス ― G Pro X Superlight・G304等の公式スペック情報。
- Razer ゲーミングマウス ― Viper・DeathAdder・Basilisk等の公式スペック情報。
- Zowie by BenQ ― プロシーン愛用のEC・ZA・Sシリーズ公式情報。
- 一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU) ― 日本のeスポーツ統括団体。プロライセンス・大会規則の一次資料。
よくある質問(FAQ)
Valorantで感度0.3、Apexでは同じ振り向きは?
Valorantのゲーム係数0.0066、Apexは0.022(約3.33倍)。同じ振り向きにするには、Valorant感度0.3の場合Apex感度は約0.09。当ツールで正確に計算できます。DPI 800前提。
eDPIとは何?なぜ使うの?
eDPI = マウスDPI × ゲーム内感度。DPIが異なる環境でも比較可能な統一指標。Valorantプロ標準はeDPI 300〜400、CS2プロは200〜300、Apexプロは400〜600。数値が小さいほどローセンシで、精密射撃向き。
初心者はハイセンシとローセンシ、どっちが良い?
2026年主流はローセンシ寄り(30cm/360°前後)。近接戦闘の多いApex・Overwatchはミドル(20-30cm)、Valorant・CS2は35-50cmが標準。初心者はまず30cmから始め、快適さで調整するのが定石です。
マウス精度向上(EPP)はオフにすべき?
絶対にオフにしてください。Windowsの「ポインター精度を高める」はマウス加速機能で、同じ物理距離でも移動速度で回転角が変動し、エイム再現性が崩壊します。FPS必修設定です。
DPI 400と800、どっちがおすすめ?
2026年プロシーンは800DPIが約60%、400DPIが約35%。センサー精度は同等ですが、800DPIの方がゲーム内感度を低く設定できて微調整が効きます。特別な理由がなければ800DPIから始めるのが無難です。
マウスパッドのサイズはどう選ぶ?
振り向き距離の1.5〜2倍の横幅が理想。30cm/360°ならLサイズ(450mm)、50cm/360°ならXLサイズ(900mm)。パッドからマウスがはみ出るとエイム精度が崩れます。
Kovaak'sとAim Lab、どっちが効果的?
Kovaak'sは上級者向けで細かい統計と数千シナリオ、Aim Labは初心者向けで無料。プロは9割以上Kovaak'sを使用。VoltaicベンチマークでBronze→Silverと段階的な目標設定が可能。1日30分×3ヶ月でランク1階級上昇の報告多数。
ポーリングレート8000Hzは意味ある?
240Hz以下モニタでは体感差ほぼゼロ。360Hz・480Hzのハイエンド環境でのみ差が出ます。またCPU負荷が増えるためミドルレンジPCでは1000Hzが安定。プロもまだ1000Hz使用が多数派です。
プロと同じ感度にすればうまくなる?
感度は個人の腕の長さ・肘置きスタイル・机サイズで最適値が変わります。プロ感度は参考程度に、自分の振り向き距離ベースで微調整するのが正解。まずは30cm/360°から始めるのが無難です。
スコープ覗き込み感度(ADS)は別設定?
タイトルごとにADS Multiplier(ADS倍率)が別途あります。ValorantはADS感度スライダー、Apexは倍率別ADS、CS2はZoom Sensitivityで個別調整。腰撃ちと同倍率(1.0)が主流ですが、AWP使いは0.5-0.8に下げるケースも。
マウス選びの基本は?
①重量60〜80gの軽量モデル、②形状は手のサイズに合う、③無線ならバッテリー40時間以上、④センサーPMW3395/HERO 26K以上、⑤DPI 400/800設定可能。人気モデルはLogicool G Pro X Superlight 2、Razer Viper V3 Pro、Zowie EC-CWシリーズ。
eスポーツ大会規則で禁止される設定は?
①マクロ機能(DPIシフト以外)、②マウス加速全種、③スクリプトによる自動連射、④外部ソフト経由の感度切替、⑤ANTI CHEAT検知外のツール。VCT・ALGS・BLAST等の主要大会で共通ルール。設定ファイルの事前提出義務化も進んでいます。