パチンコ・スロット 期待値 計算ツール
パチンコ・スロットの期待値・年間収支を計算。機種・打ち方・店舗還元率から長期損益を試算。
パチ収支 計算機
計算式と前提
1日の期待損失 = 1日投資額 ×(1 − 平均出玉率)
月の期待損失 = 1日の期待損失 × 月の打ち日数 / 年の期待損失 = 月の期待損失 × 12
投資代替 = 月の期待損失を毎月積み立て、年5%で30年(360か月)運用したときの将来価値
既定値の「1日投資額20,000円・平均出玉率85%・月8日」で計算すると、1日の期待損失は 20,000×0.15=3,000円、月は3,000×8=24,000円、年は288,000円、 10年累計は2,880,000円になります。投資代替の欄は同じ月24,000円を積み立てた場合の 19,648,748円で、打たなかった場合との差を確かめるための参考値です。 出玉率100%と入れると期待損失は0円になり、それより低い数字を入れた分だけ損失が積み上がる構造です。
早見表
平均出玉率別(1日投資額20,000円・月8日)
計算機に同じ数値を入れたときの表示と一致します。
| 平均出玉率 | 1日期待損失 | 月期待損失 | 年期待損失 | 10年累計 | 判定表示 |
|---|---|---|---|---|---|
| 70% | 6,000円 | 48,000円 | 576,000円 | 5,760,000円 | 年50万円以上・要注意 |
| 80% | 4,000円 | 32,000円 | 384,000円 | 3,840,000円 | 趣味の範囲外 |
| 85%(既定値) | 3,000円 | 24,000円 | 288,000円 | 2,880,000円 | 趣味の範囲外 |
| 90% | 2,000円 | 16,000円 | 192,000円 | 1,920,000円 | 趣味の範囲 |
| 95% | 1,000円 | 8,000円 | 96,000円 | 960,000円 | 趣味の範囲 |
| 100% | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 趣味の範囲 |
月の打ち日数別(1日投資額20,000円・出玉率85%)
1日あたりの期待損失は3,000円で変わりません。効いてくるのは回数です。
| 月の打ち日数 | 月期待損失 | 年期待損失 | 10年累計 | 投資代替(年5%30年) |
|---|---|---|---|---|
| 2日 | 6,000円 | 72,000円 | 720,000円 | 4,912,187円 |
| 4日 | 12,000円 | 144,000円 | 1,440,000円 | 9,824,374円 |
| 8日(既定値) | 24,000円 | 288,000円 | 2,880,000円 | 19,648,748円 |
| 12日 | 36,000円 | 432,000円 | 4,320,000円 | 29,473,123円 |
| 20日 | 60,000円 | 720,000円 | 7,200,000円 | 49,121,871円 |
※出玉率は本ツールに入力する前提値です。実際の数値は台・営業日・運用によって変わります。投資代替の欄は年5%の運用が続いた場合の計算上の金額で、その利回りを保証するものではありません。
パチ・スロのリアル
- 業界平均出玉率:85-90%(10-15%は店の利益)
- 勝てるのは上位10%程度
- 依存リスク高・ギャンブル等依存症
- 還元率:パチ80-85%・スロ80-90%・宝くじ47%(パチが最高)
- 趣味として楽しむレベルなら月5万まで
依存症の警告
月10万円以上負ける・借金してまで打つ・家族に隠す等は依存症の兆候。ギャンブル等依存症対策法に基づく相談窓口へ。
期待損失という考え方と、そこから外れる要素
この計算機がしているのは「1回ごとの勝ち負け」ではなく「同じ条件を何度も繰り返したときに平均するといくら減るか」の計算です。 出玉率が100%を下回っているかぎり、1日あたりの投資額に不足分の割合を掛けた金額が平均的な目減りになり、 回数を重ねるほど実際の収支はその平均に近づいていきます。1日単位では勝つ日も負ける日もありますが、 それは平均のまわりのばらつきであって、平均そのものを動かすものではありません。 年288,000円という既定値の結果は「毎回2万円を投じて15%ずつ目減りする行為を年96日繰り返した場合の平均」という意味であり、 特定の日にいくら負けるかを予想したものではありません。
実務的に判断が分かれるのは、この「出玉率」に何を入れるかです。台ごとの設計上の性能と、店舗が実際にどう運用しているかは別物で、 同じ機種でも日によって条件が変わります。プレイヤー側の技術や台選びで平均を押し上げられるという考え方もあり、 実際に条件のよい台だけを選べる状況なら100%に近い数字を入れる余地はあります。 ただしその条件を見つけるには来店回数と情報収集の時間が必要で、その時間はこの計算に一切入っていません。 「勝てる立ち回りがある」と「その立ち回りを継続できる」は別の問題であり、後者には時間という原価がかかります。 逆に、条件を選ばずに空いている台に座る使い方なら、店舗の平均に近い数字を入れるのが実態に合います。
見落とされやすいのは、この計算機が投資額しか扱っていない点です。交通費、駐車場代、食事代、飲み物代は含まれていません。 時間も含まれていません。月8日、1日8時間なら年間768時間で、これは週40時間労働の約19週分にあたります。 金額として現れないこの時間の使い道こそが、実際には最も大きな差になることがあります。 また、パチンコ店の営業は風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)の枠組みにあり、 第2条第1項第4号でぱちんこ屋が風俗営業と定義され、第23条第1項で現金や有価証券を賞品として提供すること、 および客に提供した賞品を買い取ることが禁じられています。深夜(午前0時から午前6時)の営業は同法第13条により原則として認められず、 18歳未満の立入禁止の表示も同法第18条で義務づけられています。
金額の大小だけで状態を判断しないことも大切です。ギャンブル等依存症対策基本法第2条は、ギャンブル等依存症を 「ギャンブル等にのめり込むことにより日常生活又は社会生活に支障が生じている状態」と定義しています。 基準になっているのは支出額ではなく、生活への支障です。年10万円でも借入や家族への隠しごとが伴っていれば支障が生じている可能性があり、 逆に金額が大きくても生活に影響がなければ定義には当てはまりません。 この計算機が出す「判定」の表示は年間の支出水準を示す目安であって、医学的な診断ではありません。 同法第10条は5月14日から20日までをギャンブル等依存症問題啓発週間と定めており、 各都道府県の精神保健福祉センターや依存症対策全国センターが相談窓口を案内しています。 気になる状態が続くときは、金額の計算ではなく、医療機関や公的な相談窓口といった専門家に相談してください。
よくある間違い・注意点
- 1日の勝ち負けで出玉率を決める:1日の結果は平均のまわりのばらつきです。勝った日の数字を入れると期待損失はゼロや黒字になりますが、それは長期の平均ではありません。数か月から数年ぶんの合計収支を投資額で割った値を入れてください。
- 投資額に「使った金額」ではなく「持って行った金額」を入れる:1日投資額の欄は、その日に実際に投じた金額です。財布に入れていた額や、勝った日に戻ってきた分を差し引いた純額と混同すると、期待損失が実態からずれます。
- 交通費・食事代・時間を含めずに年間コストを判断する:この計算機は投資額だけを扱います。月8日通えば年96日ぶんの交通費と食事代、そして拘束時間が別にかかります。年288,000円という結果は下限だと考えてください。
- 「投資代替」の金額を確実に得られる額だと考える:年5%で30年運用した場合の計算上の将来価値です。運用には元本割れの可能性があり、この利回りが続く保証はありません。打たなかった場合との比較を大づかみに見るための参考値です。
- 判定の表示を診断結果として受け取る:表示は年間支出の水準を4段階に分けた目安にすぎません。ギャンブル等依存症対策基本法が基準にしているのは金額ではなく生活への支障です。判断は医療機関や公的な相談窓口に委ねてください。
出典・参考資料
- e-Gov法令検索 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律https://laws.e-gov.go.jp/law/323AC0000000122
- e-Gov法令検索 ギャンブル等依存症対策基本法https://laws.e-gov.go.jp/law/430AC1000000074
- 警察庁(風俗営業の許可・規制を所管)https://www.npa.go.jp/
- 厚生労働省(依存症対策の所管官庁)https://www.mhlw.go.jp/
- 依存症対策全国センター(厚生労働省事業・相談窓口の全国案内)https://www.ncasa-japan.jp/
- 消費者庁https://www.caa.go.jp/
- 独立行政法人国民生活センターhttps://www.kokusen.go.jp/
- 日本弁護士連合会(多重債務・借入に関する相談)https://www.nichibenren.or.jp/
- 一般社団法人全国銀行協会 相談室https://www.zenginkyo.or.jp/adr/
- 総務省統計局 家計調査(教養娯楽費の支出構造)https://www.stat.go.jp/data/kakei/
※出玉率・投資額は利用者が入力する前提値であり、特定の店舗や機種の実績を示すものではありません。本ページは支出の大きさを把握するための計算ツールで、遊技を勧めるものでも、医学的な診断を行うものでもありません。ギャンブル等依存症が心配な場合は、精神保健福祉センターや医療機関などの専門家にご相談ください。
よくある質問(FAQ)
平均出玉率には何を入れればよいですか?
長期の実績を投資額で割った割合です。数か月から数年の合計収支が分かるなら、(投じた総額+総収支)÷投じた総額で計算できます。分からない場合は、既定値の85%を含む複数の値を入れて結果の幅を見てください。
出玉率100%と入れると損失が0円になるのはなぜですか?
投じた額と戻る額が等しいという前提だからです。この計算機は1日投資額×(1−出玉率)で期待損失を出すため、100%では差が生まれません。100%を超える値を入れると期待損失はマイナス、つまり平均で増える計算になります。
短期間で勝つことはありますか?
あります。1日や1か月といった短い期間の結果はばらつきが大きく、平均より上に振れることは珍しくありません。この計算機が示しているのは、その回数を重ねたときに近づいていく平均値です。
交通費や食事代は含まれていますか?
含まれていません。1日投資額だけを扱う計算です。年間の実際の支出を知りたい場合は、表示された年期待損失に、1回あたりの交通費と食事代へ年間の来店回数を掛けた金額を足してください。
「投資代替(年5%30年)」は何を表していますか?
月の期待損失と同じ金額を毎月積み立て、年5%で30年間運用した場合の将来価値です。既定値では19,648,748円になります。運用成果を保証する数字ではなく、支出の大きさを別の尺度で見るための参考値です。
判定の色分けはどの金額で切り替わりますか?
年の期待損失が20万円以上で「趣味の範囲外」、50万円以上で「年50万円以上・要注意」、100万円以上で「年100万円以上・相談窓口の検討を」に変わります。20万円未満は「趣味の範囲」と表示されます。
依存が心配なときはどこに相談できますか?
各都道府県・政令指定都市の精神保健福祉センターが相談窓口になっています。厚生労働省の事業である依存症対策全国センターのサイトでも、全国の相談先や医療機関を調べられます。金額の多少にかかわらず、生活に支障が出ていると感じたら専門家に相談してください。
パチンコ店の営業にはどんな法律上の制限がありますか?
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律で、ぱちんこ屋は風俗営業と位置づけられています。現金や有価証券を賞品として提供すること、客に提供した賞品を買い取ることは同法第23条第1項で禁止され、深夜(午前0時から午前6時)の営業も同法第13条で原則として認められていません。