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大学受験 費用|検定料・遠征費の総額を計算

共通テスト・国公立2次・私立の検定料と遠征の宿泊費を入れると、受験にかかる総額が出ます。校数ではなく出願回数で数える理由、入学手続金の二重払い、宿泊費が跳ね上がる時期まで解説します。

最終更新:2026年8月18日/監修:計算ツールズ編集部

受験費用 計算ツール

計算式と前提

受験費用の合計 = 共通テスト検定料 + 国公立2次の検定料 +(私立の出願回数 × 1出願あたりの検定料)+ 遠征の交通費・宿泊代

既定値は共通テスト18,000円・国公立2次17,000円・私立5出願×35,000円・遠征費50,000円です。私立分が 5 × 35,000 で175,000円となり、合計は260,000円と表示されます。私立の出願を0にすると85,000円、10出願にすると435,000円です。

私立の欄は「受験する大学の数」ではなく出願の回数を入れてください。同じ大学でも学部が違えば別の出願になり、一般方式と共通テスト利用方式を併願すればさらに1回分が加算されます。1出願あたりの金額も方式で違うため、方式ごとの回数が把握できている場合は、平均額を入れるか、方式別に分けて2回計算するほうが実態に近づきます。

検定料と総額の早見表

共通テスト18,000円・国公立2次17,000円・私立1出願35,000円・遠征費50,000円を固定し、私立の出願回数だけを変えた場合です。計算機に同じ値を入れると同じ結果が出ます。

私立の出願回数私立の検定料合計受験費用の合計
0回0円85,000円
2回70,000円155,000円
3回105,000円190,000円
5回175,000円260,000円
8回280,000円365,000円
10回350,000円435,000円

入力欄に入れる検定料の目安です。区分によって金額が違うため、出願する方式ごとに確認してください。

区分1回あたりの検定料
大学入学共通テスト(3教科以上)18,000円
大学入学共通テスト(2教科以下)12,000円
国公立大学の個別学力検査(標準額)17,000円
私立大学 一般選抜30,000〜35,000円
私立大学 共通テスト利用方式15,000〜20,000円
私立大学 医学部・歯学部40,000〜60,000円
※共通テストで成績通知を希望する場合は800円が加算されます。金額は年度によって改定されることがあるため、出願前に大学入試センターおよび各大学の募集要項でご確認ください。

受験費用の内訳と落とし穴の解説

総額が20万円から50万円という幅に収まるのは、費用の大半が「出願の回数」で決まる構造だからです。検定料は大学ごとに固定されているため、国公立を1つ受けて私立を数校併願するという典型的な進め方をとると、私立の検定料が全体の6割から7割を占めます。ここで見積もりを外しやすいのが、校数と出願回数のずれです。同じ大学でも学部が違えば出願は別に数えられ、さらに一般方式と共通テスト利用方式を両方出せば1校で3回分になることもあります。5校のつもりが出願は10回、という形は珍しくなく、検定料だけで想定の倍近くに膨らみます。

実務で判断が分かれるのは、併願をどこまで増やすかという点です。1回増やすごとに検定料が3万円前後、遠方の会場なら交通費と宿泊費が加わります。費用を抑えつつ併願数を確保する方法として、共通テスト利用方式を組み合わせる形があります。検定料が1万5,000円から2万円と安く、個別の試験日に会場へ行く必要もありません。ただし共通テスト利用方式は募集人員が少なく合格ラインが高めに設定される傾向があるため、安いからという理由だけで置き換えると併願の役割を果たさないことがあります。合格の見込みと費用の両方で組み合わせを決めてください。

見落とされやすいのは、合格後に発生する入学手続金です。第一志望の結果が出る前に併願先の入学手続きの締め切りが来ることがあり、手続きをしないと権利が消えるため、多くの家庭が20万〜25万円前後の入学金を先に納めます。この入学金は、その後に辞退しても原則として返還されません。授業料や施設費は、入学年度の始まる前までに辞退すれば返還される扱いが一般的ですが、入学金は在学し得る地位の対価とされ扱いが異なります。締め切り日と第一志望の発表日を並べ、二重払いが生じ得る金額を見込んでおくと家計の準備が間に合います。

条件によって総額は大きく変わります。国公立志望で自宅から通える範囲に会場があるなら、遠征費はほぼ不要で総額は10万円台に収まります。地方在住で首都圏や関西の私立を複数受ける場合は、交通費と宿泊費だけで10万円を超え、日程が分散すると往復回数も増えます。医学部・歯学部の志望では検定料そのものが4万円から6万円と高く、併願数が同じでも総額が跳ね上がります。共通テストの受験教科数によっても検定料は変わり、3教科以上は18,000円、2教科以下は12,000円です。このほか調査書の発行手数料、証明写真、郵送料が出願ごとに積み上がるため、出願回数が多い年は合計で1万円前後を別に見ておくと計算が合います。

よくある間違い・注意点

  • 受験する大学の数で検定料を計算する — 数えるのは出願の回数です。同じ大学の複数学部、一般方式と共通テスト利用方式の併願は、それぞれ別に加算されます。
  • 入学手続金を受験費用に入れない — 併願先の入学金は20万〜25万円前後で、辞退しても原則返還されません。第一志望の発表前に締め切りが来る日程では、実際に発生する費用です。
  • 宿泊費を通常期の料金で見積もる — 試験会場周辺の宿泊料金は受験シーズンに大きく上がります。日程が決まった時点で押さえないと、予算を超えるか、会場から離れた場所しか取れなくなります。
  • 共通テスト利用方式を「安い併願」として数だけ増やす — 検定料は安いものの募集人員が少なく、合格ラインが高めになる傾向があります。併願の安全枠として機能するかを見てから加えてください。
  • 出願に伴う細かい費用を無視する — 調査書の発行手数料、証明写真、郵送料が1出願ごとに積み上がります。出願回数が10回前後になる年は、合計で1万円程度を別枠で見込んでください。

出典・参考資料

※検定料・入学金の金額は年度および大学ごとに異なります。実際の金額は各大学の募集要項でご確認ください。

免責:本ツールは情報提供を目的としています。入学金・授業料の返還をめぐる個別の判断は、募集要項および消費生活センター・弁護士等の専門家にご確認ください。

よくある質問(FAQ)

大学受験の費用は総額でいくらかかりますか

国公立1校と私立5出願、遠征費5万円という条件では26万円前後です。自宅から通える範囲で受験できるなら10万円台に収まり、地方から首都圏の私立を複数受けると40万円を超えることもあります。ここに入学手続金は含まれていません。

私立の欄には受験する大学の数を入れればよいですか

入れるのは出願の回数です。同じ大学でも学部が違えば別の出願になり、一般方式と共通テスト利用方式を併願すればさらに加算されます。5校のつもりでも出願は10回になることがあり、検定料が想定の倍になります。

共通テストの検定料はいくらですか

3教科以上を受験する場合は18,000円、2教科以下は12,000円です。成績通知を希望する場合は800円が加算されます。金額は年度によって改定されることがあるため、出願前に大学入試センターの受験案内でご確認ください。

検定料を安く抑える方法はありますか

同じ大学の複数学部を同時に出願すると2つ目以降が割引になる制度を設けている大学があります。また共通テスト利用方式は1万5,000円から2万円と安く、試験会場へ行く必要もありません。ただし募集人員が少なく合格ラインが高めになる傾向があるため、併願の役割を果たすかを確認してください。

併願校の入学金は返してもらえますか

入学金は原則として返還されません。授業料や施設費については、入学年度が始まる前までに辞退を申し出れば返還される扱いが一般的ですが、入学金は在学し得る地位の対価とされ扱いが異なります。第一志望の発表日と併願先の手続き締め切りを並べて、二重払いの可能性を先に見込んでおいてください。

遠征の宿泊費はどのくらい見ておけばよいですか

試験会場周辺は受験シーズンに料金が上がり、1泊1万円から1万5,000円になることもあります。日程が確定した段階で早めに押さえるのが基本で、遅れると会場から離れた場所しか取れません。前泊が必要な回数×人数(保護者が同行するか)で計算してください。

検定料以外に細かい費用はかかりますか

調査書の発行手数料が1通あたり数百円、証明写真が3,000〜5,000円、出願書類の郵送料が1回あたり数百円かかります。出願回数が10回前後になる年は合計で1万円程度を別枠で見込んでおくと、実際の支出と計算が合います。