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基本情報技術者|現状から合格までの勉強時間を計算

基本情報技術者試験合格までの勉強時間を計算する無料電卓。現状・1日時間から、必要総時間・所要月を瞬時算出。

最終更新:2026-08-18/監修:計算ツールズ編集部

基本情報技術者 勉強時間ツール

計算式と前提

必要総時間 = 現状の区分ごとの固定値(IT初心者500時間/IT職300時間/プログラマー200時間)

所要月数 = 必要総時間 ÷(1日の学習時間 × 30日)を小数切り上げ

入力は現状の区分と1日の学習時間の2つです。既定値のIT初心者・1日2時間なら、500÷(2×30)=8.33で切り上げて9か月と表示されます。1日3時間なら6か月、1日4時間なら5か月です。1か月は30日で固定し、休みの日も同じ時間を確保する前提で計算します。実際には週末に多く取る、平日は取れないといった偏りが出るため、この月数は「毎日その時間を確保できた場合の最短」として読んでください。

1日の学習時間別・合格までの所要月数

この計算機の出力です。1日の学習時間は0.5時間から8時間まで0.5時間刻みで入力できます。

1日の学習時間IT初心者(500時間)IT職(300時間)プログラマー(200時間)
1時間17か月10か月7か月
1.5時間12か月7か月5か月
2時間(既定値)9か月5か月4か月
3時間6か月4か月3か月
4時間5か月3か月2か月
6時間3か月2か月2か月
8時間3か月2か月1か月

必要総時間の内訳の目安

合計は上の区分ごとの必要総時間と一致します。どこに時間が要るのかを確かめるための配分例です。

学習の領域IT初心者IT職プログラマー
科目A テクノロジ系の基礎(進数・論理演算・データ構造・ネットワーク・データベース)200時間120時間70時間
科目A マネジメント系・ストラテジ系80時間50時間50時間
科目B 擬似言語の読解とトレース演習150時間90時間40時間
時間を計った通し演習と復習70時間40時間40時間
合計(計算機の必要総時間)500時間300時間200時間

500時間・300時間・200時間という差はどこから来るのか

試験は科目Aと科目Bの2つで構成されます。科目Aは90分で60問、テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系の全域から出題されます。科目Bは100分で20問、擬似言語によるアルゴリズムと情報セキュリティが中心です。どちらも1,000点満点で600点以上が合格の基準で、片方だけでは合格になりません。採点には項目応答理論が使われるため、正答数がそのまま得点になるわけではなく、易しい問題を多く取っても点が伸びにくい仕組みです。時間の見積もりは、この2つのうちどちらに弱点があるかで決まります。

初心者の500時間の大半は、科目Aの土台づくりと科目Bのトレース力に使われます。進数の変換、論理演算、データ構造といった内容は、暗記ではなく手を動かして慣れる領域で、初めて触れる人ほど時間がかかります。実務でコードを書いている人が200時間で足りるのは、科目Bで問われる処理の追い方がすでに身についているからです。逆にその人たちが落ちるのは科目Aのマネジメント系やストラテジ系で、内訳の表でこの部分だけ時間が減らないのはそのためです。

学習の進め方では判断が分かれます。参考書を通読してから問題に入る方法と、最初から過去の出題を解きながら知識を埋める方法があります。科目Aは範囲が広く暗記の比重が高いため、問題演習を繰り返すほうが効率的だという見方が有力です。一方で科目Bは、読んで理解することと、制限時間内に処理を追い切ることが別の能力です。20問を100分ということは1問あたり5分で、変数の値を書き出しながら追う作業に時間を取られます。知識があっても速度で落ちるのがこの科目の特徴です。

制度面で押さえておきたい点が三つあります。第一に、指定された講座を修了して修了認定試験に合格すると、一定期間は科目Aが免除される仕組みがあります。免除を使う場合は科目Bに時間を寄せられます。第二に、試験は年間を通じて随時受け付ける方式で、会場と日時を選んで申し込みます。第三に、申込の受付状況や再受験の条件、試験区分の内容は改定されることがあります。受験時期を決める前に、実施機関の最新の案内をご確認ください。

この計算機は1か月を30日として、1日の時間との単純な掛け算で月数を出しています。休みの日も同じ時間を確保する前提なので、実際より短く出ます。加えて、同じ総時間でも配分の仕方で結果は変わります。短期間に詰め込むより、間隔を空けて復習を挟むほうが定着しやすいことは学習の研究で繰り返し示されており、1日8時間を3か月続けるより1日2時間を9か月続けるほうが、途中で崩れにくく点も安定しやすい面があります。

よくある間違い・注意点

  • 科目Aの対策だけで受験する — 科目Bも1,000点満点で600点以上が必要で、片方だけでは合格になりません。どちらか一方が基準に届かなければ不合格です。
  • 科目Bを知識問題だと思って準備する — 20問を100分、1問あたり5分です。変数の値を追う作業に時間がかかるため、読めば分かる状態でも時間内に終わらないことがあります。時間を計った演習が要ります。
  • 古い情報でプログラミング言語を選ぼうとする — 現在の科目Bに言語の選択はありません。擬似言語による出題に一本化されているため、特定の言語を学ぶこと自体は直接の対策になりません。
  • 正答数から点数を逆算する — 採点は項目応答理論によるため、正答数と得点は比例しません。何問取れば600点という単純な換算はできません。
  • 申込の条件を確かめずに計画を立てる — 年間を通じて随時実施されていますが、会場と日程には空きの状況があり、再受験の条件や試験の内容は改定されることがあります。申込前に実施機関の案内をご確認ください。

参考資料

よくある質問(FAQ)

合格率はどれくらいですか

実施機関の統計では、令和7年度は受験147,186人に対して合格56,370人で38.3%でした。令和6年度は40.8%、令和5年度は47.1%です。年度によって数ポイント動きます。

受験料と実施方式を教えてください

受験手数料は7,500円(消費税込)です。コンピューターを使った方式で年間を通じて随時実施されており、会場と日時を選んで申し込みます。再受験の条件や日程は改定されることがあるため、申込前に実施機関の案内をご確認ください。

試験時間と合格基準はどうなっていますか

科目Aが90分で60問、科目Bが100分で20問です。どちらも1,000点満点で600点以上が基準で、両方を満たす必要があります。採点には項目応答理論が使われるため、正答数がそのまま得点になるわけではありません。

プログラミング言語は選べますか

現在の科目Bに言語の選択はありません。擬似言語による出題に一本化されています。以前は複数の言語から選ぶ方式でしたが、現行制度では該当しないため、古い解説を参考にしないようご注意ください。

科目Aの免除制度はありますか

指定された講座を修了し、修了認定試験に合格すると、一定期間は科目Aが免除される仕組みがあります。免除を使う場合は科目Bに時間を寄せられるため、この計算機の必要総時間より短くなることがあります。対象講座と有効期間は実施機関の案内をご確認ください。

500時間は本当に必要ですか

目安の一つです。前提知識がある人は短くなり、まったく初めての人は長くなります。内訳の表のように、科目Aの土台づくりと科目Bのトレース演習にどれだけかかるかで大きく変わるため、最初の1か月の進み方を見て見直すのが現実的です。

この所要月数のとおりに進みますか

進みません。1か月を30日として、休みの日も同じ時間を確保する前提で計算しているためです。実際には週末に偏ることが多く、復習の時間も必要になります。表示された月数は下限として読み、1.2倍から1.5倍の期間を見込んでください。

合格すると収入は上がりますか

資格そのものが賃金を決めるわけではありません。社内の手当の対象になる、配属や案件の選択肢が広がるといった形で間接的に効くことが多く、効果は勤め先の制度によって異なります。金額の目安を示す公的な統計はないため、勤務先の規程でご確認ください。

※本ツールの計算結果は概算です。必要総時間は区分ごとの固定値で、免除制度や前提知識は反映していません。試験の日程・手数料・制度の変更は実施機関の最新の案内をご確認ください。