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月齢満月新月月の満ち欠け

月齢と次の満月・新月の計算

年月日と時刻を入れると、その瞬間の月齢・輝面比・月相の名称と、次の新月・満月までの日数を算出します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

月齢と次の満月・新月の計算ツール

まず入力した日時を世界時に直してユリウス日を求め、月齢=(ユリウス日−2451550.1)÷29.530589 の余りで計算します。2451550.1 は2000年1月6日の平均新月、29.530589日は平均朔望月です。既定値の2026年8月17日21時(日本時間)は世界時の同日12時で、ユリウス日は2461270.0。2461270.0−2451550.1=9719.9日を29.530589で割ると329周期と余り4.34日になります。輝面比は(1−cos(2π×4.34÷29.530589))÷2×100=19.81%、次の新月までは29.53−4.34=25.2日、次の満月までは14.77−4.34=10.4日です。

月齢と月相・輝面比の対応

月齢の範囲月相の名称輝面比の目安
0.0〜1.8/27.7〜29.5新月0〜4%
1.8〜5.5三日月4〜30%
5.5〜9.2上弦の月30〜70%
9.2〜12.9十三夜月70〜96%
12.9〜16.6満月96〜100%
16.6〜20.3寝待月96〜70%
20.3〜24.0下弦の月70〜30%
24.0〜27.7有明の月30〜4%

月の周期に使われる主な数値

名称長さ意味
朔望月29.530589日新月から次の新月までの平均
恒星月27.321662日月が天球上を一周する時間
近点月27.554550日近地点から次の近地点まで
交点月27.212221日食が起こる位置に戻るまで
朔望月の変動幅29.27〜29.83日実際の一巡が振れる範囲

※平均朔望月による参考計算です。実際の朔望の時刻とは数時間から半日程度ずれることがあるため、正確な日時が必要な場合は国立天文台の暦要項を確認してください。

月齢と次の満月・新月の計算の詳しい解説

月の満ち欠けが約29.5日で一巡するのは、月が地球を一周する27.3日に、その間に地球が太陽のまわりを進んだぶんの追いかけが加わるためです。公転を一周しただけでは太陽との位置関係が同じにならず、約2.2日ぶん余分に回って初めて元の形に戻ります。この差があるので月齢は暦の月と噛み合わず、毎月およそ1日ずつ後ろへずれていきます。同じ日付でも年が変われば月の形が違うのはそのためです。

ここでの計算は平均朔望月を一定と置いた近似です。実際の月は楕円軌道を描き、太陽の引力にも乱されるため、新月から次の新月までは29.27日から29.83日の範囲で変動します。結果として求まる朔望の時刻は真の時刻から数時間、条件によっては半日ほど前後します。日付だけを知りたい用途では十分に実用になりますが、日食や月食のように分単位の精度が要る場面では暦要項の値を確認してください。

判断が分かれるのは数え方です。天文では朔の瞬間からの経過日数を小数で示す一方、旧暦の行事は朔を含む日を一日目と数えるため、同じ日でも1前後食い違います。十五夜が満月と限らないのはこのためで、旧暦八月十五日の月齢は13から15の間で動きます。案内文に月齢を載せるときは、どちらの数え方かを添えておくと誤解が減ります。

輝面比と明るさが比例しない点も見落とされがちです。輝面比50%の上弦は満月の半分ではなく、実際には十分の一ほどの明るさしかありません。斜めから差す光が月面の凹凸に長い影を作り、満月のときだけ影が消えて一気に明るくなるためです。観測や撮影の計画では、輝面比に加えて月の高度と大気の状態も併せて見る必要があります。

用途によって見るべき数字も変わります。潮回りを知りたいなら新月と満月からの日数、夜空の暗さを確保したいなら輝面比、行事の日取りなら旧暦の日付が手掛かりになります。緯度の高い地域や南半球では見える向きが反転しますが、月齢と輝面比そのものは地球上のどこでも共通です。月の出と月の入りの時刻だけは観測地の経度と緯度で変わるため、実際に空を見上げる計画を立てるときは、月齢とは別に地域ごとの時刻表を確認しておくと確実です。

業界・現場での使い方

釣りと潮回りの計画

大潮と小潮は月齢に連動するため、月齢から潮回りの見当をつけて出船日を選びます。

天体観測と撮影の日取り

暗い天体を狙う場合は輝面比の小さい日を、月面の凹凸を撮る場合は上弦や下弦の前後を選びます。

行事と旧暦の確認

十五夜や十三夜の月がどの程度満ちるかを事前に把握し、観月の案内に反映します。

農作業や漁業の記録

播種や漁獲の記録に月齢を添えると、年をまたいだ比較のときに周期の位置が揃います。

よくある間違い・注意点

  • 月齢15を必ず満月と考える — 満月は月齢14.8前後で、月齢15はすでに満月を過ぎていることが多くあります。
  • 時刻の基準を確かめずに入力する — 日本時間と世界時では9時間差があり、月齢が0.4ほどずれて境目の日は月相の名称まで変わります。
  • 計算結果の時刻をそのまま信じる — 平均朔望月による近似のため、実際の朔望とは数時間から半日程度ずれることがあります。
  • 輝面比を明るさの割合と読む — 輝面比50%の月の明るさは満月の10%前後で、面積の比とは一致しません。
  • 十五夜を新暦の日付で固定する — 十五夜は旧暦八月十五日で、新暦では毎年9月から10月の間を移動します。

関連する規格・公的資料

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

今日の月齢はどうやって求めますか?

今日の年月日と時刻を入れると月齢が小数で表示されます。既定値の2026年8月17日21時では4.34日です。

次の満月はいつになりますか?

次の満月までの日数と、その日時の目安を表示します。既定値では10.4日後の2026年8月28日ごろです。

月齢はどこから数え始めますか?

新月の瞬間を0として経過日数を数えます。旧暦の日付とは数え方が違うため1前後ずれます。

計算の精度はどのくらいですか?

平均朔望月を用いた近似で、実際の朔望とは数時間から半日程度の差が生じます。日付単位ではおおむね一致します。

輝面比とは何を表す数字ですか?

月の見えている面のうち、光っている部分が占める割合です。0%が新月、100%が満月にあたります。

時刻の基準はどちらを選べばよいですか?

日本国内の日付で考えるなら日本時間を選びます。海外の資料と突き合わせる場合は世界時を選んでください。

数か月先の満月も調べられますか?

「何回先の満月まで数えるか」を1から12の間で指定すると、その回数先の満月までの日数が出ます。

十五夜の月は満月ではないのですか?

旧暦八月十五日の月齢は13から15の間で動くため、満月の前日や翌日にあたる年があります。