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地域新電力

地域新電力を地域新電力切替効果を計算する無料電卓。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

地域新電力ツール

検針票の「今月のご使用量」欄の数字

計算式と前提

月額 = 月の使用量(kWh) × 単価 / 月の差額 = 使用量 ×(31円 − 28円)

既定の月300kWhで、31円なら9,300円、28円なら8,400円、差額は月900円と出ます。31円/kWhは、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電力料金の目安単価で、令和4年7月22日に27円から改定された値(税込)です。これは全小売電気事業者の販売電力量と販売額の集計値などから算出した全国的な目安であり、個々の契約の単価ではありません。一方の28円は、切り替え先が目安単価より約1割安い場合を想定して本ツールが置いた前提値です。実際の料金は契約するプランによって上下します。

地域新電力 切替効果の早見表

月の使用量別(ツールの出力)

月の使用量31円での月額28円での月額月の差額12ヶ月で
100kWh3,100円2,800円300円3,600円
200kWh6,200円5,600円600円7,200円
250kWh7,750円7,000円750円9,000円
300kWh(既定)9,300円8,400円900円10,800円
400kWh12,400円11,200円1,200円14,400円
500kWh15,500円14,000円1,500円18,000円
700kWh21,700円19,600円2,100円25,200円

請求額を構成する要素と、この試算が見ている範囲

請求額の要素このツールでの扱い
基本料金または最低料金含まない。契約アンペアやプランで差が出る部分
電力量料金(使用量に応じた部分)ここだけを単価×使用量で概算している
燃料費調整額含まない。燃料価格に応じて毎月変わる
再生可能エネルギー発電促進賦課金含まない。単価は年度ごとに定められる

地域新電力の詳しい解説

まず31円という数字の出どころを押さえておくと、この試算の性格がはっきりします。これは公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している電力料金の目安単価で、家電の消費電力から電気代を説明するときに使われる共通のものさしです。令和4年7月22日に27円から31円へ改定されました。算出のもとになっているのは、経済産業省 電力・ガス取引監視等委員会が公表する「電力取引報」の、全小売電気事業者の販売電力量・販売額の集計値などです。つまり全国の平均に近い性質の数字であって、いま自分が結んでいる契約の単価とは一致しません。この試算は、その共通のものさしを起点に差額の桁を見るためのものです。

実務で判断が分かれるのは、切り替えで本当に安くなるかという点です。本ツールの28円は「目安単価より約1割安い場合」を仮に置いた値にすぎません。料金は単価だけで決まらず、基本料金または最低料金の設計、使用量に応じて単価が変わる段階の区切り方、そして市場価格に連動するプランかどうかで大きく変わります。使用量が少ない世帯では、単価の差より基本料金の差のほうが効くことがありますし、市場連動型のプランでは、安い月と高い月の振れ幅そのものを引き受けることになります。比較は単価一つではなく請求額の合計で行う必要があります。

見落とされやすいのが、請求額のうち事業者を替えても付いてくる部分です。燃料費調整額は燃料価格に応じて毎月変わり、再生可能エネルギー発電促進賦課金は使用量に応じて年度ごとの単価で加算されます。この2つは本ツールの計算に入っていません。そのため実際の請求額は、表の金額より上振れするのが普通です。もう一点、解約するときの扱いも確認が要ります。切り替えの手続き自体に費用がかからないことは多いのですが、契約期間の定めがあるプランでは解約時の精算金が設定されている場合があります。申し込む前に、契約前の書面で条件を読んでおいてください。

地域新電力という呼び方は、自治体や地元の企業が関わる小売電気事業者を指して使われます。小売電気事業を営むには電気事業法第二条の二により経済産業大臣の登録が必要で、登録を受けた事業者であれば、送配電網は地域の一般送配電事業者が共通で担います。だから切り替えても停電しやすくなるということはありません。一方で、規模が小さい事業者は電力の調達量が限られるため、市場価格が大きく動いた局面での耐性は事業者ごとに差が出ます。オール電化や時間帯別のプランを使っている場合は、同じ構造のプランが切り替え先にあるかどうかで結論が変わるので、単価だけを見て乗り換えないほうが安全です。

よくある間違い・注意点

  • 31円を自分の契約単価だと思う — 31円/kWhは全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価で、全事業者の販売実績の集計から算出された共通のものさしです。実際の単価は検針票かマイページで確認してください。
  • この差額をそのまま請求額の差だと考える — 基本料金・燃料費調整額・再エネ賦課金は計算に入っていません。比較するときは請求額の合計で並べてください。
  • 単価だけを見てプランを選ぶ — 使用量が少ない世帯では基本料金の差のほうが効きます。自分の使用量の帯で試算しないと、順位が入れ替わることがあります。
  • 市場連動型を固定単価と同じ前提で比べる — 市場価格に連動するプランは、安い月と高い月の振れ幅を自分で引き受けます。平均だけを見て判断しないでください。
  • 解約条件を確認せずに切り替える — 手続きに費用がかからないプランは多いものの、契約期間の定めがあるものでは解約時の精算金が設定されている場合があります。

参考資料・出典

※本ツールの試算は前提を置いた概算です。制度・規格の最終的な確認と、医療・法律・税務にかかわる判断は、最新の告示および専門家にご確認ください。

よくある質問(FAQ)

切替は無料?

切り替えの手続き自体に費用がかからないプランが多いものの、契約期間の定めがあるプランでは解約時の精算金が設定されている場合があります。申し込む前に契約前の書面で条件を確認してください。

品質は?

同等

停電時は?

大手と同じ送配電網

28円という単価はどこから来ていますか

本ツールが置いた前提値です。目安単価31円より約1割安いプランに切り替えた場合を想定しています。実際の単価は契約するプランによって変わるので、比較するときは各社の料金表の数字に置き換えてください。

この差額のとおりに請求額が下がりますか

下がりません。本ツールは使用量に応じた電力量料金の部分だけを見ています。基本料金、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含まれていないため、実際の請求額は表より上振れします。

地域新電力とはどういう事業者ですか

自治体や地元の企業が関わる小売電気事業者を指して使われる呼び方です。小売電気事業を営むには電気事業法第二条の二により経済産業大臣の登録が必要で、登録された事業者であることが前提になります。

オール電化でも同じように比べられますか

同じようには比べられません。時間帯によって単価が変わるプランでは、一つの単価をかけ算する本ツールの前提が当てはまりません。同じ構造のプランが切り替え先にあるかどうかから確認してください。