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インターネット通信

インターネット回線 比較 計算ツール

光・WiMAX・モバイルWiFiの月額・年額比較。

回線比較 計算機

計算式と前提

月実質 = 回線種別の月額 − セット割引
期間総額 = 月実質 × 続ける月数 + 初期費用
月平均 = 期間総額 ÷ 続ける月数

既定値(光回線5,500円・初期費用20,000円・セット割1,100円・36か月)では、月実質は5,500−1,100=4,400円、期間総額は4,400×36+20,000=178,400円、初期費用をならした月平均は4,956円になります。月額と月平均に約550円の差があるのは、工事費などの初期費用を36か月で割り戻しているためです。

※選択肢の月額は税込の一般的な水準を置いた既定値です。実際の料金は事業者・住居形態・エリアで変わるため、手元の見積もりがある場合は月額欄の代わりに、その金額に近い選択肢を選んだうえで初期費用とセット割で調整してください。

早見表

回線種別ごとの36か月総額(セット割1,100円・初期費用20,000円)

回線種別月額月実質36か月総額月平均
光回線5,500円4,400円178,400円4,956円
WiMAX 5G4,400円3,300円138,800円3,856円
モバイルWi-Fi3,500円2,400円106,400円2,956円
スマホテザリング3,000円1,900円88,400円2,456円

同じ初期費用20,000円で比べていますが、実際は工事を伴う光回線だけが2万円前後かかり、モバイル系は端末代のみ、テザリングはゼロに近くなります。初期費用欄を実態に合わせると差はさらに開きます。

光回線を続ける期間別(セット割1,100円・初期費用20,000円)

続ける月数期間総額月平均月額との差
12か月72,800円6,067円+1,667円
24か月125,600円5,233円+833円
36か月178,400円4,956円+556円
48か月231,200円4,817円+417円
60か月284,000円4,733円+333円

初期費用は1回だけの支出なので、続ける期間が長いほど月平均に与える影響は小さくなります。1年で解約すると工事費の重みが月1,667円分残り、月額4,400円の回線が実質6,067円になります。短期で引っ越す予定があるかどうかが、固定回線を選ぶかどうかの分かれ目になります。

詳しい解説

光回線が月5,000円台に落ち着くのは、局舎から建物までの光ファイバーと、そこにつながる装置を利用者ごとに用意する必要があるからです。設備費と保守費が固定的にかかるため、料金は使う量にほとんど連動しません。一方でモバイル回線は、1本の基地局を周囲の全利用者で共有します。設備費が薄く広く分散するので月3,000〜4,400円に収まりますが、そのぶん混雑する時間帯の速度は誰にも保証されません。金額の差は品質の差というより、設備を専有するか共有するかの差です。

比較で判断が分かれるのが、還元の扱いです。高額な現金還元は開通から半年〜1年後に案内が届き、期限内に手続きしないと失効する形式が少なくありません。受け取れる確率まで含めれば、確実に効く月額割引の方が期待値で上回る場合があります。月額割引型も、割引期間が2〜3年で終わって元の金額に戻る設計が一般的です。本ツールの初期費用欄には、工事費から確実に受け取れる還元だけを差し引いた純額を入れてください。

見落とされやすいのが、工事費実質無料の中身です。多くは工事費を分割請求し、同額を毎月割り引く仕組みなので、割賦が終わる前に解約すると残った工事費が一括請求されます。解約金そのものは2022年7月の電気通信事業法関係の改正で月額料金相当額が上限になりましたが、工事費の残債、端末の割賦残債、撤去工事費はこの上限の対象外です。セット割も、対象となる携帯回線を解約すると自動的に外れます。集合住宅では建物の配線方式によって選べる契約が決まり、VDSL方式なら料金が同じでも最大速度は100Mbps前後にとどまります。

必要な水準は使い方で変わります。1人暮らしで動画視聴が中心なら実効30〜50Mbpsで十分足りるため、モバイル回線でも成立します。在宅勤務でビデオ会議や社内接続を使う、家族が同時に高画質配信を見る、対戦型のゲームを遊ぶといった場合は、上り方向の安定と遅延の小ささが効いてくるので固定回線が有利です。契約期間も効きます。36か月なら月平均4,956円、60か月使えば4,733円です。数年以内に引っ越す可能性があるなら、工事を伴わない選択肢が総額で有利になります。

本ツールは、月額が契約期間中ずっと一定という前提で計算しています。実際には初年度限定の割引、翌年以降の値上がり、ルータのレンタル料、無料期間つきの有料オプションが上乗せされます。出てくる金額は「これ以上は安くならない下限」として読み、契約前に交付される説明書面で、月額の推移・工事費の総額と割賦期間・解約時の残債・割引の適用条件を必ず突き合わせてください。

よくある間違い・注意点

  • 月額だけで比べる — 工事費2万円は36か月で割っても月556円分に相当します。契約期間が短いほどこの重みが増すため、必ず期間総額か月平均で比べてください。
  • 現金還元を額面のまま差し引く — 受け取りに申請手続きと待機期間が必要な還元は、失効する可能性を織り込む必要があります。手続きを忘れない自信がない場合は、還元をゼロとして計算した額でも成立するかを確認してください。
  • セット割を無条件の値引きだと考える — 対象の携帯回線を解約したり、格安の料金プランに変えたりすると割引が外れることがあります。携帯側の乗り換えを検討しているなら、割引なしの月額でも比較してください。
  • 解約金の上限だけを見て安心する — 解約金は月額相当額が上限ですが、工事費や端末代の割賦残債は別に一括請求されます。短期解約の実費は解約金より大きくなるのが普通です。
  • 最大速度の数字で選ぶ — 1Gbpsや10Gbpsは規格上の上限で、実際に出る速度は建物の配線方式、宅内のWi-Fi、接続方式によって決まります。集合住宅では建物側の設備が上限を決めてしまう場合があります。

参考資料

よくある質問(FAQ)

光回線とモバイル回線はどちらが得ですか。

使う期間で逆転します。既定条件の36か月では光回線178,400円に対してモバイルWi-Fiは106,400円で、モバイル側が7万円ほど安くなります。ただしモバイル系は初期費用が実際には端末代のみで、光回線は工事費がかかるという差もあります。在宅勤務や同時視聴が多い世帯では、金額差より速度と安定性の差が判断を分けます。

工事費実質無料とは何が無料なのですか。

工事費そのものが免除されるのではなく、工事費を分割で請求しながら同額を毎月割り引く形が一般的です。割賦期間の途中で解約すると、残っている工事費が一括で請求されます。何か月で割賦が終わるのかを、契約前の説明書面で確認してください。

解約金はいくらまで請求されますか。

2022年7月の制度改正により、解約金は月額料金の1か月分相当が上限になりました。ただしこれは解約金だけの話で、工事費や端末代の割賦残債、撤去工事費は別に請求されます。短期解約の実費は、解約金の上限額よりかなり大きくなるのが普通です。

セット割はいくらくらい効きますか。

携帯1回線あたり月550〜1,100円程度の割引が一般的で、家族の回線数に応じて増える設計が多く見られます。本ツールの既定値1,100円は上限に近い水準です。対象の携帯回線を解約したり、割引対象外の料金プランに変えたりすると外れる点に注意してください。

集合住宅で光回線が遅いのはなぜですか。

建物内の配線方式が原因である場合が多くあります。各戸まで光ファイバーが届く方式なら高速ですが、建物の共用部から先が電話線を使うVDSL方式だと、最大速度は100Mbps前後にとどまります。料金が同じでも速度が違うのはこのためで、方式は建物側の設備で決まるため個人では変えられません。

キャッシュバックはこのツールのどこに入れればよいですか。

初期費用欄に、工事費から確実に受け取れる還元額を差し引いた金額を入れてください。たとえば工事費20,000円で還元15,000円なら5,000円と入力します。受け取りに申請が必要で失効の可能性がある還元は、差し引かずに計算した金額も併せて確認しておくと安全です。

1人暮らしならテザリングだけで足りますか。

動画視聴とウェブ閲覧が中心なら成立します。ただし携帯側のデータ容量上限、テザリング時の速度制限、スマホのバッテリー消費という3つの制約がつきます。ビデオ会議を長時間行う、据置きの機器を常時接続するといった使い方には向きません。