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トンネル被覆資材家庭菜園支柱

トンネル被覆資材の必要量計算

うねの長さと幅、トンネルの高さから、被覆資材の必要幅と長さ、支柱と押さえの数を算出します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

トンネル被覆資材の必要量計算ツール

アーチの弧長はうねの幅を長径、高さを短径とする半楕円の周長で近似します。幅90cm・高さ50cmでは弧長が約149.3cmとなり、裾の埋め込み15cmを両側に足して必要幅は179.3cm。規格180cmでちょうど収まります。長さはうねの6mに両端の立ち上がりと余裕を足して7.5m、面積は1.80m×7.5mで13.5m²です。支柱は600cm÷60cm+1で11本、押さえは両裾で22個、資材費は合計2,913円になります。

うねの幅と高さから決まる必要幅

うねの幅高さ必要幅(埋め込み15cm両側)適する規格
60cm40cm約141cm135cmでは不足、180cm
90cm50cm約179cm180cm
120cm60cm約219cm270cm
150cm80cm約274cm270cmでは不足

支柱の間隔の目安

間隔向く条件注意する点
40〜50cm積雪や強風のある地域本数が増え費用も上がります
60cm一般的な家庭菜園標準的な間隔です
80〜100cm短期間の霜よけ風でたわみやすくなります
120cm以上不織布のべたがけトンネルの形は保てません

※参考計算です。品種・気候・製品の仕様によって結果は変わるため、資材や機器の説明書と最新の公的な情報を確認してください。

トンネル被覆資材の必要量計算の詳しい解説

トンネル被覆で最初に決まるのは資材の幅です。必要な幅はうねをまたぐアーチの弧長に、両側の裾を土に埋める分を足した長さになります。弧長は幅と高さで決まり、同じ幅九十センチのうねでも高さを四十センチから六十センチに上げると弧長は二十センチ以上伸びます。資材は規格の幅でしか売られていないため、計算した必要幅がわずかに規格を超えると一段上の幅を買うことになり、費用が二割から三割増える段差が生じます。

判断が分かれるのは高さの設定です。高くすれば内部の空間が広がり、作物が成長しても葉が資材に触れず、日中の温度も上がりすぎにくくなります。一方で風を受ける面積が増え、支柱の間隔を詰めないと変形します。低いトンネルは風に強く資材も少なくて済みますが、生育が進むと早い段階で被覆を外す必要が出ます。育てる作物の最終的な高さと、被覆を続ける期間の両方から決めるのが実際的です。

裾の処理は見落とされやすい割に効果が大きい部分です。埋め込みが浅いと風が入り込み、一晩でトンネルごと飛ばされることがあります。土をかぶせるだけでなく、土のうや専用の押さえで数十センチおきに固定すると持ちが変わります。押さえの数は支柱の数に応じて増やすのが基本で、支柱一本につき両裾で二か所が目安です。地面が硬くて埋め込めない場所では、幅に余裕を持たせて資材を折り返し、重しで押さえる方法がとられます。

長さの見積もりでは両端の処理を忘れないことが要点です。うねの長さぶんだけでは端の開口を閉じられず、立ち上がりと絞り込みのために高さの二倍程度と作業の余裕を足しておく必要があります。資材の種類によっても条件は変わり、農業用のポリフィルムは保温性が高い反面、換気を怠ると晴天日に内部が四十度を超えます。不織布は通気があって管理が楽ですが保温は劣ります。使い終えた資材は多くの自治体で一般ごみとして出せないため、処分の方法を購入時に確認しておくと後の手間が減ります。

作業の順序も仕上がりに影響します。支柱を等間隔に挿してから資材を掛け、片側の裾を先に固定して反対側で引きながら張ると、しわが寄らず風に強い形になります。二人で作業できれば所要時間は半分近くまで縮み、資材を破く失敗も減ります。

業界・現場での使い方

家庭菜園の春先の作付け

霜よけのトンネルに必要な資材の幅と長さを出し、購入する規格を決めます。

直売所向けの小規模栽培

うね数ぶんの資材費と支柱の本数をまとめ、作付け計画の原価に組み込みます。

市民農園の共同購入

区画ごとの必要量を合算し、規格幅ごとにまとめて発注する数量を決めます。

学校の栽培活動

安全に作業できる支柱の本数と押さえの数を確認し、必要な資材を準備します。

よくある間違い・注意点

  • うねの幅と資材の幅を同じと考える — アーチの弧長と裾の埋め込みが加わるため、資材の幅は倍近く必要です。
  • うねの長さぶんだけ資材を買う — 両端の立ち上がりと絞り込みに、高さの二倍程度の余裕が必要です。
  • 裾を土で軽く押さえるだけにする — 風が入り込むとトンネルごと飛ばされます。押さえで確実に固定します。
  • 高さを上げて支柱の間隔をそのままにする — 風を受ける面積が増えるため、高いトンネルほど間隔を詰める必要があります。
  • 換気の手間を計算に入れない — ポリフィルムは晴天日に内部が40℃を超えるため、日中の開閉が欠かせません。

関連する規格・公的資料

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

幅90cm・高さ50cmのトンネルに必要な資材の幅は?

アーチの弧長約149cmに裾の埋め込み30cmを足して179.3cm、規格180cmが適します。

うね6mだと資材は何メートル必要ですか?

両端の立ち上がりと余裕を含めて7.5mです。

支柱は何本必要ですか?

間隔60cmなら600÷60+1で11本です。積雪地では間隔を詰めます。

押さえはいくつ用意しますか?

支柱1本につき両裾で2か所、合計22個が目安です。

規格幅が足りないときはどうしますか?

一段上の規格に替えるか、高さを下げて弧長を短くします。継ぎ足しは風で外れやすくなります。

ポリフィルムと不織布はどう使い分けますか?

保温を重視するならポリフィルム、換気の手間を減らすなら不織布です。両者を重ねる方法もあります。

裾の埋め込みは何cm必要ですか?

10〜20cmが目安です。風の強い場所では深めにし、押さえも増やします。

使い終わった資材はどう処分しますか?

一般ごみとして出せない自治体が多く、農業用資材の回収に出す必要があります。購入時に確認してください。