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食洗機

食洗機を食洗機の導入効果を計算する無料電卓。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

食洗機ツール

計算式と前提

本体=150,000円(固定)/月の節約額=家族数×500円

既定値の4人家族なら、本体は150,000円、光熱費と洗剤で浮くのは月2,000円、年に直すと24,000円です。本体の15万円は、ビルトイン型を工事費込みで入れたときの目安として置いた固定値で、家族数を変えても動きません。1人あたり月500円という係数は、主要メーカーが公表している手洗いとの比較試算(1日2回で年およそ24,000円の差)を、標準的な4人家族に割り戻した水準です。この前提だと投資の回収は150,000÷24,000で約6.3年になります。

家族数別の節約額と回収年数

家族数本体月の節約額年の節約額回収年数
1人150,000円500円6,000円25.0年
2人150,000円1,000円12,000円12.5年
3人150,000円1,500円18,000円8.3年
4人150,000円2,000円24,000円6.3年
5人150,000円2,500円30,000円5.0年
6人150,000円3,000円36,000円4.2年
8人150,000円4,000円48,000円3.1年

手洗いと食洗機の1回あたり比較

項目手洗い(湯を使用)食洗機(卓上型)
1回の使用水量約75L約9.9L
1回の水道代約19.6円約2.6円
1回のガス代/電気代ガス 約37.8円電気 約23.9円
1回の洗剤代約6.0円約4.0円
1回の合計約63円約30円

※上段はこのページの計算機の出力(回収年数は本体150,000円÷年の節約額)です。下段は主要メーカーが公表している卓上型の試算で、食器40点・小物20点を1日2回洗う前提、単価は電力31円/kWh、水道137円/㎥+下水道125円/㎥、都市ガス222円/㎥です。1日2回・年365日なら差は年およそ24,000円になります。

食洗機で浮くお金の中身と、回収年数の読み方

食洗機の節約額と聞くと水道代を思い浮かべますが、金額として大きいのはお湯を作るためのガス代です。メーカーの試算でも、手洗い1回の63円のうち水道は19.6円で、ガスが37.8円と6割を占めています。食洗機は庫内で少量の水を循環させて洗い、加熱も電気ヒーターで庫内の水だけを温めるため、蛇口から流し続けるお湯が丸ごと不要になります。つまり食洗機は「水道代を減らす機械」というより「給湯をやめる機械」で、冬に湯温を上げる家庭ほど差が開き、夏に水で洗う家庭では差が縮みます。

実務で判断が分かれるのは、回収年数で決めるか時短で決めるかです。4人家族なら年24,000円の節約に対して本体15万円なので、光熱費だけで元を取るには6年強かかります。10年前後とされる寿命を考えると、金額だけで見れば辛うじて釣り合う程度です。一方で手洗いに1日30分かかっているなら年間で約180時間が空きます。この時間をいくらと見るかは家庭ごとの前提次第で、金額に換算して比べる方法もあれば、そもそも回収年数の対象に入れない考え方もあります。どちらの立場を取るかで結論が変わるため、先に置いておくべき前提です。

見落とされやすいのは、本体価格以外の初期費用と維持費です。ビルトイン型はキッチンの加工と給排水の工事が必要で、卓上型でも分岐水栓の部材と取り付けに数千円から1万数千円かかります。設置スペースと、扉を開けたときの高さも先に測っておく項目です。運用面では専用の洗剤が必要で、残菜フィルターの清掃と庫内洗浄を怠ると排水の詰まりや臭いの原因になります。手洗いできる食器が食洗機に入れられるとは限らず、木製品や漆器、金彩の器、一部の樹脂は対応していません。

条件による違いも小さくありません。家族数が少ないと1回に洗う食器が減り、稼働回数も減るので、節約額は人数に比例して小さくなります。この計算機が家族数を掛け算に使っているのはそのためです。給湯の設備でも差が出て、オール電化でエコキュートを使っている家庭は、そもそもお湯を作る単価が安いため手洗いとの差が縮みます。逆にプロパンガスの地域では給湯の単価が高く、差は広がります。水道の単価も自治体で異なり、参考までに東京都23区では21〜30㎥の段階で水道が1㎥あたり163円、下水道が140円(いずれも税込)です。判断する前に、自宅の検針票で実際の単価を確かめてください。

よくある間違い・注意点

  • 電気代だけを見て割高と判断する — 食洗機の電気代は手洗いより高く出ます。比べるべきは、手洗い側の給湯ガス代まで含めた合計です。
  • 本体価格だけで回収年数を計算する — ビルトインは設置工事、卓上型は分岐水栓の部材と取り付けが別にかかります。
  • 1日2回の試算をそのまま当てはめる — メーカーの比較は1日2回が前提です。1日1回の家庭では節約額もおよそ半分になります。
  • 自治体の水道単価を確認しない — 従量料金は自治体と使用量の段階で変わります。検針票の単価で計算し直してください。
  • 時短の価値を金額に入れたまま比べる — 時間の価値をいくらと置くかで結論が変わります。光熱費だけの回収年数と分けて示したほうが判断しやすくなります。

関連する規格・公的資料

※本ツールは公開資料に基づく参考計算です。医療・法務・税務にかかわる判断は、最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

4人家族だと月にいくら節約できますか?

このツールの前提では月2,000円、年24,000円です。1人あたり月500円という係数は、主要メーカーが公表する手洗いとの比較試算を4人家族に割り戻した水準です。

本体価格が家族数を変えても15万円のままなのはなぜですか?

ビルトイン型を工事費込みで導入したときの目安として、固定値を置いているためです。卓上型なら5〜10万円程度なので、その場合は回収年数も短くなります。

回収期間はどのくらいですか?

4人家族なら150,000円÷24,000円で約6.3年です。家族数が少ないほど長くなり、1人なら25年、2人なら12.5年という計算になります。

水道代はどのくらい減りますか?

メーカーの試算では1回の使用水量が手洗い約75Lに対して食洗機は約9.9Lで、水道代は1回19.6円が2.6円になります。ただし金額の差として大きいのは水道代よりも給湯のガス代です。

電気代のほうが高くつくのではありませんか?

食洗機の電気代は1回およそ23.9円で、手洗いの水道代より高く出ます。それでも手洗い側は給湯のガス代が1回37.8円かかるため、合計では食洗機のほうが安くなります。

時間はどのくらい節約できますか?

1日30分の手洗いがなくなるとすれば、年間でおよそ180時間です。これを金額に換算するかどうかで結論が変わるため、光熱費だけの回収年数とは分けて考えてください。

本体以外にかかる費用はありますか?

ビルトインはキッチンの加工と給排水の工事、卓上型は分岐水栓の部材と取り付けが必要です。運用中は専用洗剤とフィルターの清掃が続きます。

オール電化でも同じだけ得になりますか?

エコキュートなどでお湯を安く作れる家庭では、手洗い側の給湯コストが下がるため差は縮みます。逆にプロパンガスの地域では差が広がります。自宅の検針票の単価で計算し直してください。