ヘアケア年額 計算ツール
ヘアワックス・スタイリング・トリートメントの年間コスト。
ヘアケア 計算機
計算式と前提
月平均 = シャンプー + トリートメント + ワックス・スタイリング + ヘアオイル 年額 = 月平均 × 12 10年累計 = 月平均 × 120
既定値の「シャンプー2,000円・トリートメント3,000円・スタイリング1,500円・ヘアオイル2,000円」で追います。月平均は8,500円、年額は102,000円、10年累計は1,020,000円です。大きく表示される数字は年額で、月平均と10年累計はその下に並びます。
入力するのは「1か月あたりに使う金額」です。ボトルの価格ではないため、たとえば1,500円のシャンプーを3か月で使い切るなら500円と入れます。この計算に含まれないのは、カットやカラーなどサロンでの施術費、ドライヤーやヘアアイロンの購入費と電気代、育毛剤や頭皮ケアの費用です。
支出タイプ別 早見表
4つの欄に入れる金額を変えたときの計算機の表示です。
| タイプ | 内訳(シャンプー/トリートメント/スタイリング/オイル) | 月平均 | 年額 | 10年累計 |
|---|---|---|---|---|
| 節約型 | 800/800/500/0円 | 2,100円 | 25,200円 | 252,000円 |
| 標準型 | 1,500/1,500/1,000/1,000円 | 5,000円 | 60,000円 | 600,000円 |
| 既定値 | 2,000/3,000/1,500/2,000円 | 8,500円 | 102,000円 | 1,020,000円 |
| こだわり型 | 4,000/6,000/3,000/4,000円 | 17,000円 | 204,000円 | 2,040,000円 |
シャンプーの月額をどう見積もるか(500mL・1,500円の場合)
金額を入れる前に、1本が何日持つかを押さえておくと入力の精度が上がります。1日1回洗う前提での目安です。
| 髪の長さ | 1回の使用量 | 1本が持つ日数 | 月額の目安 |
|---|---|---|---|
| ショート | 約4mL | 約125日 | 約360円 |
| ミディアム | 約6mL | 約83日 | 約540円 |
| ロング | 約9mL | 約55日 | 約810円 |
| ロング・2人で共用 | 約9mL×2 | 約28日 | 約1,620円 |
※この表は入力の目安を出すための参考値で、計算機の出力ではありません。詰め替え用は本体ボトルより1〜3割安いことが多く、同じ使い方でも月額はその分下がります。
ヘアケアの月額はどう積み上がるか
ヘアケアの費用は、商品の値段そのものより「1回にどれだけ使い、何回使うか」で決まります。500mLで1,500円のシャンプーは、1回4mLのショートなら125日持つので月360円ですが、1回9mL使うロングでは55日で使い切るため月810円になります。同じ商品を同じ価格で買っていても、髪の長さだけで2倍以上の差が出るということです。トリートメントは1回量の幅がさらに大きく、毛先中心か全体か、週2回の集中ケアを加えるかどうかでも月額が動きます。既定値の月8,500円という水準は、4品目すべてを中価格帯の商品でそろえ、髪の長さが肩より下という前提に近い金額です。
実務で判断が分かれるのは、サロンで扱う専売品を選ぶかどうかです。専売品は1本3,000〜5,000円台が中心で、市販の1,000円前後の商品と比べると3〜5倍の価格差があります。この差を月額に直すと、ロングで使う場合はおよそ1,600〜2,700円の上乗せになり、年間では2万〜3万円の違いです。ブリーチやパーマを繰り返している髪は内部の損傷が大きく、補修成分を含む製品の効果を感じやすい一方、施術をしていない髪では市販品との差を体感しにくいという指摘もあります。もう一つ分かれるのが、トリートメントを自宅で完結させるかサロンで受けるかです。サロンのトリートメントは1回3,000〜8,000円で、月1回通えばそれだけで月額が既定値を超えますが、この計算機は施術費を含みません。
見落とされやすいのは、ヘアケアに付随する機器の費用です。ドライヤーは3,000円台から3万円台まで幅があり、3〜5年で買い替えます。3万円の機器を4年使えば月625円にあたり、スタイリング剤1品分に相当します。もう一つの見落としが家族での共用です。シャンプーとトリートメントを世帯で共用している場合、ボトルの減りは人数分になります。1人分の月額として入力すると実態の半分以下になるため、世帯合計で入れるか、人数で按分するかを決めてから入力してください。
条件による違いも整理しておきます。髪の長さと量は最も影響が大きく、ロングはショートの2〜2.5倍の使用量になります。ブリーチをしている髪は乾燥しやすく、洗い流さないトリートメントとオイルの使用量が増えるため、月額が3割ほど上がることがあります。季節では、空気が乾く秋から冬にオイルと集中ケアの使用が増え、夏は皮脂が増えて洗浄回数が上がる傾向があり、年間を通して平坦ではありません。なお、抜け毛の急な増加、頭皮のかゆみ・湿疹・強いフケが続く場合は、製品を変えて様子を見るより皮膚科を受診するほうが確実です。
よくある間違い・注意点
- ボトルの価格をそのまま入力する:入力欄は月あたりの金額です。1,500円のシャンプーを3か月で使い切るなら500円と入れます。ボトル価格を入れると実際の3倍前後の月額になります。
- 家族共用なのに1人分として入れる:シャンプーとトリートメントを世帯で共用していれば、減りは人数分です。世帯合計で入れるか人数で按分するかを先に決めてください。
- サロンの施術費が含まれていると思う:カット・カラー・サロンでのトリートメントはこの計算に入りません。月1回のサロントリートメントだけで3,000〜8,000円が別に発生します。
- ドライヤーやアイロンの買い替えを忘れる:3万円の機器を4年使えば月625円にあたります。電気代は月100〜150円程度で小さいものの、機器の買い替え費用はスタイリング剤1品分に相当します。
- 頭皮の不調を製品選びで解決しようとする:抜け毛の急増、かゆみ、湿疹、強いフケが続く場合は皮膚科の受診が確実です。治療が必要な状態を製品の買い替えで様子見すると、時間と費用の両方を失うことになります。
出典・参考資料
- 総務省統計局「家計調査」(理美容用品・理美容サービスの支出)https://www.stat.go.jp/data/kakei/
- 総務省統計局「小売物価統計調査」(シャンプー等の小売価格)https://www.stat.go.jp/data/kouri/
- 厚生労働省「化粧品の表示・広告に関する制度」(医薬部外品と化粧品の区分)https://www.mhlw.go.jp/
- 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(化粧品・医薬部外品の安全性情報)https://www.pmda.go.jp/
- 公益社団法人 日本皮膚科学会(脱毛症・頭皮疾患の診療ガイドライン)https://www.dermatol.or.jp/
- 独立行政法人 国民生活センター(化粧品・美容関連のトラブル事例)https://www.kokusen.go.jp/
- 消費者庁「景品表示法・化粧品の表示に関する留意事項」https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/
- 日本化粧品工業会(化粧品の全成分表示・業界統計)https://www.jcia.org/
- 資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」(家電の消費電力と電気代の考え方)https://www.enecho.meti.go.jp/
※本ツールは入力した月額を単純に12倍・120倍した概算で、サロン施術費・機器の購入費・電気代は含みません。頭皮や毛髪の症状については、皮膚科など医療機関にご相談ください。
よくある質問
各欄には何を入力すればよいですか?
1か月あたりに使う金額です。ボトルの価格ではありません。500mLで1,500円のシャンプーを3か月で使い切るなら、1,500円÷3で500円と入れます。何か月持つか分からない場合は、髪の長さから1回の使用量を推定してください。ショートで約4mL、ミディアムで約6mL、ロングで約9mLが目安で、500mLボトルならそれぞれ約125日・約83日・約55日持ちます。
ヘアケアの月額はいくらが平均ですか?
使う品目数と髪の長さで大きく変わるため、平均という言い方が難しい分野です。市販品を詰め替えで使い、シャンプー・トリートメント・スタイリング剤の3品にとどめる場合は月2,000〜3,000円、4品目を中価格帯でそろえると既定値の月8,500円前後、サロン専売品を中心にすると月15,000円を超えます。年額で見ると2万5,000円から20万円までの幅があると考えてください。
サロン専売品は市販品より高い分の価値がありますか?
髪の状態によります。ブリーチやパーマを繰り返している髪は内部の損傷が大きく、補修成分を含む製品の効果を感じやすい傾向があります。一方、施術をしていない髪では市販品との差を体感しにくいという指摘もあります。価格差は1本あたり3〜5倍で、ロングで使う場合は月1,600〜2,700円、年2万〜3万円の上乗せです。まず1品だけ替えて数か月使い、違いを確認してから広げるほうが失敗が少なくなります。
サロンでのカットやカラーの費用は含まれますか?
含まれません。この計算機は自宅で使うヘアケア用品の費用だけを対象にしています。カット・カラー・パーマ・サロンでのトリートメントは別枠で、月1回のサロントリートメントだけでも3,000〜8,000円が発生します。サロン費用を含めた年額を知りたい場合は、美容院の年間費用を扱うツールと合わせて計算してください。
髪が長いとどのくらい費用が上がりますか?
シャンプーとトリートメントの使用量はロングでショートの2〜2.5倍になります。500mL・1,500円のシャンプーならショートで月約360円、ロングで月約810円です。トリートメントとオイルも同様に増えるため、4品目の合計ではショートとロングで月2,000〜3,000円の差がつきます。年間では2万〜4万円の違いになります。
費用を下げるにはどこから見直すのが効きますか?
金額が大きい品目からです。既定値ではトリートメント3,000円が最も大きく、次にシャンプーとオイルが各2,000円です。まず詰め替え用に切り替えるだけで1〜3割下がり、次に使用量を見直します。手のひらで泡立ててから塗布する、オイルを1〜2滴に減らすといった調整で、効果を落とさずに使用量を2割程度減らせることがあります。品目を減らすのは最後の手段にすると、髪の状態を保ちながら費用を下げられます。
ドライヤーの電気代はどのくらいですか?
消費電力1,200Wのドライヤーを1日10分使う場合、1か月あたり100〜150円程度です。金額としては小さいため、この計算機には含めていません。それよりも機器本体の買い替え費用のほうが影響が大きく、3万円の製品を4年使えば月625円にあたります。年額を正確に把握したい場合は、この分を別に足してください。